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ぱんぱんクリームパン

そうだ。パンを作ろう。

できれば、クリームパンがいい。


……わたし、


パンの中で………


\ \ クリームパンが1番すき!!!!! / /


思い返せば、あれは10年以上前…(回想)

私は会社に勤めていて、よく出勤前に近所のパン屋さんに寄っていた。

そこのパン屋さんはリーズナブルな価格で色々な惣菜パンや菓子パンが並んでいて大好きだったんだけど、その中でも一番好きなのがクリームパンだった。

とにかく、中のクリームが濃厚&甘さが絶妙で!私はあそこのカスタードクリームが最高においしいと思っている。(ちなみに今もその『おいしい』記録は更新されていない。)

しかも、期間限定フェアでクリームパンが50円で売られている時があって…!!

50円て。

もう買うしかない。別のパンも買うけど、50円期間中は毎日クリームパン必須。

まいにちクリームパン。しあわせ。

しかし、そのクリームパンは我が家の引っ越しにより食べられなくなってしまった。

じつは娘が3歳くらいの時に、一度だけ自分でクリームパンをつくった事がある。
その時は娘が「おいしい!」と食べてくれたけど、うまく膨らまなかった記憶が…。

その後もふと思い立ったタイミングで、年に数回だけど、ちぎりパンやら惣菜パンを作ってきた。

あの頃よりは、膨らむパンが作れるようになったはず…!

というわけで、おうち時間が長い今、改めてクリームパン作りに挑戦してみようと思う。

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まずパンの生地をこねる。大変だけど、楽しい。ジャムおじさんがクリームパンダちゃんを製造する気分を味わえる気がする。

あっ、、、違った。
今しらべたらジャムおじさんはクリームパンダちゃんを製造してなかった。カスタードの国から連れて来たらしい。なぜだ。なぜなんだ。奥が深いぜアンパンマン。

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発酵させるために1時間ほど待つ。
お皿を洗ったり洗濯もの干したりしたら結構あっという間。

…と思ったら肝心の中身を作るのを忘れていた。ジャムおじさんになりきれていない、ただのアホだった。

カスタードクリームは、全卵を使用して電子レンジで加熱するタイプを採用。とても簡単&時短。
いつまでたっても減らないバニラエッセンスを気持ち多めに加え、バットにのばして冷ます。やたら熱いので、最終的に冷凍庫行きの刑になった。計画性が無さすぎる。

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そして、パンの生地を分けて丸め…(娘参戦)

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なんやかんやでクリームを包んで…

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切れ目!!(だいじ)

再び発酵させ、焼いていきます。

いざ、勝負。


…約12分後…

おお!これは、良い感じの焼き色なのでは…

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あっ………(察し)


クリーム、はみ出てる──────。


まぁ、『これでもかっ!!』ってくらいクリームぱんぱんに入れたしな…。多少のはみ出しは、仕方がない。

(持ち上げる)

………


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し、死んどる…。


ごめんな、君は成形の時点でちょっぴり失敗したかも…と感じていたんだ(いじりすぎて表面がデコボコだった)。でも一応クリームが包み込まれているから、良いかなって…。


安易な僕を、許してくれ。

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そっ……。(もどしっ)


※亡くなったクリームパンは作成者が責任をもって食べました。

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しかしながら。
焼きたてで、外側がパリっとしてて、中身はほわっ。クリームもトロっとしている。それだけで美味しく感じる。これが手作りの醍醐味である。(でもあの50円のクリームパンがあれば間違いなくそっちを選ぶ。)

結論:クリームパンは難しい。

形がバラバラになってしまった。包み方の練習をせねば。おいしいカスタードクリームも追求してみたいな…

また作ります。楽しい時間をありがとう。
クリームパン、やっぱり君は最高だ。

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