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SUZURIでTシャツを作ったら、楽し過ぎて脱線した話。

こちらの記事で「Tシャツを作りたいなぁ」と書いたのですが、

結論から言いますと、さっそく作ってしまいました。

noteに書く事で、一気に現実味を帯びたTシャツ作り。やりたい事を言葉にする。これは意外と重要なポイントかもしれない。

楽しかったので、感想をまとめたいと思います。



まず、1人でTシャツを作るとどこかで手を抜いてしまいそうなので、娘(小5)にも話すところから始まった。

私「ねぇ、Tシャツ作りたいんだけど…。」
娘「はぁ?」
私「このサイトなら、簡単に作れるみたいなの!!」
娘「ふあぁ?」

いまいちピンとこない様子の娘。
そりゃそうだ。母親に突然「Tシャツが作りたい」とか相談されても困るだろう。

そこで私はある方法をとった。

私「あのさ、父の日も近いし、オリジナルデザインのTシャツ作りに協力してくれないか?!」

父の日プレゼント大作戦である。

娘「ん。いいよ」
私「え!いいの?!よっしゃぁーーー!」

こうして私は仲間(アドバイザー)を手に入れたのだった。

さっそくSUZURIにアカウント登録すると…


なんと!!幸運なことにTシャツセールが行われるというのだ。

1枚につき1000円引きは、でかい。

私はセールと聞くと、血湧き肉躍る主婦である。
ま、まつりだぁ~~~ッ!
SUZURIさんったら太っ腹!!
いつ作るの?……今でしょ!!!
どうせなら、安く買いたい!セールのうちに、あれもこれも買いたいい!!(貧乏性丸出し)

***

俄然ヤル気が出たところで、娘と一緒に父の日プレゼント用のTシャツ作りが始まった。

娘「パパといえば、ビール。」
私「じゃあ、こういうのどう?」

ビールがうまいTシャツ デザイン案

娘「おー!いいと思う!でも下手だね。」
私「率直なご意見!すぐ清書します!!」

うーん。絵は描けたけど、文字がしっくりこない。「ビールがうまい。」は筆文字にしたいなぁ。でもお絵描きアプリだと上手く表現できない…。(技術不足)

よし、自分で書くか…!!

筆ペンを持ってきて紙に書いた。
納得できる字が書けず、練習し始める。

Tシャツを作り始めたはずなのに、私は今どうして習字の練習をしているんだろう…。

変なところでこだわりが炸裂する自分を発見した瞬間だった。

紙に書いた筆文字をスマホで撮影して、お絵描きアプリに取り込み…

できた~!!

ビールがうまいT 完成版デザイン

私「どう?!これどう?!」
娘「いいじゃん!あと、つまみもうまい。とかあると面白いかも」
私「つまみ?!良いなそれ!!」

※Tシャツ裏面に「つまみもうまい。」をデザインしたかったのですが、作製時間や費用(両面印刷にすると値段が上がる)を考慮した結果、中止となりました。

デザインが決まったら、SUZURIに画像をアップロード→作りたいグッズを選択→デザイン位置など調整→名前や説明など入力して…

【位置を調整しているところ。】
【名前や説明など入力しているところ。】

完成~~~!!

『遊んでみる』ボタンを押すとこうなります。
(SUZURIさんでかわいい合成画像を作ってくれる)
【同じデザインで色々なグッズが作れます。】

***

ひと通り出来上がって感動していると、1件の見慣れぬ通知がきた。

『あなたのアイテムがズッキュンされました』

?!ズッキュン?!

【ズッキュンってなんですか?】
「ズッキュン!」と胸を射抜かれちゃったアイテムに出会ったときにつけるものです。
お気に入りのような機能としてご利用ください。
なお、一度つけたズッキュンを取り消すことはできません。連打はできます。

SUZURIのヘルプサイトから引用

ずっきゅん…。(noteでいう『スキ』ですね)
SUZURIさんのサイトを見ていると、言葉の言い回しが独特と言うか、とてもユニークでかわいいです。いちいち笑わせてくるというか、運営さん側の愛が溢れてて、個人的にめちゃくちゃ好感がもてます。

なんていうか、これは

めちゃくちゃ嬉しいな…!!

私は、あまり深く考えていなかった。「こんなにたくさんの商品で溢れている中、私の商品を見る人はいないだろう」と思っていた。

でも見られてた。優しい誰かさんにズッキュンをもらえた。
「グッズを作っても自分が買うだけだから、店名とかアイコンには手を加えなくていいや」と思っていたのだが、ネットの海に情報を公開するという事は、誰かの目に触れる可能性があるという事だった。

「どうせやるなら、お店っぽくしたい!!」

私の心によく分からない火がついた。

しかし、店の名前なんて一度も考えた事もない私は大いに悩んだ。

昔からペンネームやハンドルネームに「たま」を使っているので、

『たまのおみせ』はどうか?

いやいや、何か、ふつう。

たま、、、たまたま、たまご、たまり、たまる、たまれ?

なんかピンと来ないなぁ。

SUZURIでは、家族で使いたいグッズを作ろうと思っていた。

季節の行事とか、お祝い事とかに合わせて。家族の意見を取り入れつつ。誰かのプレゼントとして、たまにデザインを考えたいと思っていた。

たぶん、たまに作る。たまに商品を作る店。

『たまに商店』

  これだーーーー!!!(安易)


と、いうわけでお店の名前は『たまに商店』にしました。

※お願い。
ネーミングセンス無いとか言わないで。

【SUZURIマイショップ画面。】
これはお店……なのか?


私「娘!みてみて!!このお店からTシャツが買えるんだよぉお!」
娘「はぁ!?これ、ママが作ったの?!……たまに商店??(しばらくSUZURIのページを見つめる娘)」
娘「……何やってんの?まじで。何やってんの?(他にもっとやる事があるだろうがという顔)」
私「……(ドン引きする娘を見て我に返る)」

やりすぎた。

ごめん。お母さん調子に乗りました。
やるぞ!と思ったら最後、変に暴走してしまう癖があるんです。だからこそ、娘を仲間に引き入れたのです。ナイス娘。さすが思春期。冷たい視線で目が覚めました。

***

アレもコレも…と脱線してしまったせいで、私は当初の目的が1ミリも果たせていない事に気付いた。

「ソーダの海に沈みたい女の子」Tシャツを完成させるんだった……!!

ビールがうまいTを作る過程で学んだが、一番お手頃価格なスタンダードTシャツには豊富なカラーが用意されており、Tシャツの生地の色が薄いか濃いかで印刷方法が違うらしい。ちなみに、濃い色のTシャツに印刷するほうが手間がかかっているようで、値段も上がる。

なるほどなァ…。印刷、奥が深いぜ。

泡の部分…うまく印刷されるだろうか…。
よーーし、できるだけシンプルな丸い泡にしよう!

ソーダに見えるかな?
できたーーーー!

そんなこんなで、無事に完成したのでした。

『遊んでみる』ボタンを押すとこうなります。

【まとめ】

いざ始めてみると『できる事』と『できない事』、『それでもやりたい事』が複雑に絡み合い、変な方向に脱線してしまう事がわかりました。(私だけ?)

Tシャツ以外にもグッズを作って、よく分からないラインナップになっております。お暇な方は覗いてみてください😂

とにかくSUZURIの可能性が無限大過ぎた。
本当に簡単にオリジナルグッズができてしまう。
子どもの頃、お店屋さんごっこが好きだった大人の人はハマってしまうかもしれません。
お子さんに絵を描いてもらってグッズにするのも楽しそうです。

Twitterでも、リアルタイムでこっそり報告させてもらったのですが、noteでも交流のあるねむいねこさんとsuzuさんが反応してくれまして…。とても勇気付けられました😭ねむちゃん、suzuちゃん本当にありがとうーーー!!!

ちなみに、SUZURIさんの商品は受注生産なので、注文→発送まで1週間以上は時間がかかるようです(時期や商品によって期間が変わります。詳細は注文のページで確認できます)。つまり、

父の日のプレゼントには間に合わ無ぇ…!!

計画性が無いとは、こーゆーことです。
気長に待とうと思います。

現場からは以上です。

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今までいただいたサポートを利用して水彩色鉛筆を購入させていただきました☺️優しいお心遣い、ありがとうございました🙏✨