tamaomoi

初めまして。tamaomoiです。 自分が気ままに書いた詩を置いていきたいと思います。…

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初めまして。tamaomoiです。 自分が気ままに書いた詩を置いていきたいと思います。 右も左も分かりませんが。よろしくどうぞ。

最近の記事

ボクは今日

ボクは今日おじちゃんとお別れした あんなに日に焼けたおじちゃんが白い顔して あんなに声を張り上げて話好きだったのに なんにも喋らないで うるさくて嫌いな方だったおじちゃんだけど キュウっと胸が締め付けられた ボクの描いた絵を褒めてくれたおじちゃん 自分のお店に飾ってくれた もっと描きなって言ってたけど 目が悪いのと、絵を描くたび上手に描けないから絵が嫌いになってって あいにく絵が増えないよ この気持ち解ってくれるかな? 天国でなにしてる? うちのばあちゃんとじいちゃんと

    • うそだ

      誰かの笑い声 誰かが話す声 うそ、だろ、こん、なに、胸が、痛いのに 誰も気付きは、しない、僕だけが 辛い 赤ん坊の鳴き声 階段を上がる音 うそ、だろ、こん、なに、涙が、出るのに、 誰も、気付きは、しない、僕だけが 知ってる 僕だけが、知ってる この辛さを、知ってる ああ、どうしよう ああ、踠いても どうしようもないってこと 僕だけが、知ってる

      • ベトつく肌がTシャツの裾に纏わり付く 今日も気温がオーバーヒートしてる 図書館のエコ活動には首をかしげる 妙なもんだな、何ヵ月か前は木枯らしも吹いていたのに 季節の流れをたまに鬱陶しく思うよ 小説をめくる手元もベタついて イラつくように本を閉じた さあ これから何で暇を潰そう? 耳を通る蝉の声 見た目は嫌いだけどこの声は嫌いじゃない 夏のうざったさを代表して叫んでいるようだ 最高にクールじゃないか ボクは丁度こんな時期に生まれたけど 蝉のような生きざまを望んだ日もあっ

        • ころりころころ

          夏の虫がころころ鳴くよ ころりころころ 雄叫びをあげる ああ夏の虫が ころころ死ぬよ 叫びの声はレクイエムのよう ころり 飛んで火に 自ら飛んで ころりころころ

        ボクは今日

          ある日の景色

          ある日の景色

          ばあちゃん

          薄紙を剥がすように 夏の気配を感じます 月並みですが、ばあちゃんは いまなにをしてますか?  じいちゃんと、暮らしてますか? そちらで流行っている食べ物はなんですか? こちらは、スイカの苗を畑に植えました この畑はいつも大きくて甘いスイカが出来るよね お盆にはスイカをたらふく食べてね 畑に立っていた貴女の面影がなくなり 日課だった庭の草むしりをする 後ろ姿も見なくなり 土や草を見るたび、ばあちゃんを思い出します わたしはというと 相変わらず、弱虫で、わがままで… そ

          ばあちゃん

          少女は

          少女は泣くことがない その変わりに腕を噛む癖がある 少女は笑うことがない その変わりに小鳥と木の絵を描くのが好きだ 少女は部屋から出ない 部屋から出ることが許されていない 噛んだ爪は血がにじむほど短くなり 痩せこけた背中には骨が浮き出て 噛んだ腕は痣ができ、痣を噛むたび酸っぱい唾液がでた 少女は部屋から出してと言わない それを言う事を許されていない 足枷こそ無いけれど 少女はここから出ない 泣くのを耐えたけど 助けを呼ぶ声を学んでいかなった 少女は自分が可哀想な

          少女は

          タメ口の美容師こわい

          タメ口の美容師こわい

          アダルトチルドレン

          私は他人が素っ気ないふりをしているのが分かる 素っ気ないふりをされると嫌われたんじゃないか 怖くなったらもうそれしか考えられなくなって ご機嫌をとる 君は働き者だね 偉いね ご苦労様 機嫌を取るためなら何でも褒める 素っ気ない返事から、いつもの、もしくは機嫌を取り直した返事なら 私は安堵して色んな行動が取れるようになる 心の中のドス黒いモヤモヤが一気に晴れる そんな私が疎ましい 私は、それが家族だろうと、我が家にいようと確かめる 此処にいていいのか 私を置いてみんな何処

          アダルトチルドレン

          私はうつ病

          大っぴらにする事じゃないけど 勲章のようにするつもりもないけど 偉そうに言わないけど ここで言うことじゃないと思うけど 私は抑うつと共に生きてる たまに海の底に落ちたみたいに落ち込んで 心臓を撃ち抜かれたように傷付いて 死とはなにか?と丁寧に考えて テレビには無表情、上手に笑えません あとね、家族とほんの少しの友達以外が嫌いな人間です。 たまに思うことを書いてこうと思います。 忘れてなければね

          私はうつ病

          始めに自己紹介的なもの

          昔、詩や小説を書いていた時のこと、 痛い思い出がよみがえる。 「あなたの書くものは意味が分からない、支離滅裂である」 と… あまりいい思いはしないけど、 そういうのを目指してたから 嬉しかったけど 見てる人みんなそう思ってんのかなって、 怖くなったから 書くのをやめた 書くの好きなのに、変なこと言うなよ! 別にいいじゃん!!別に…いいじゃん… いいじゃんか…

          始めに自己紹介的なもの