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2022年7月2週相場分析

今週の流れ

ファンダメンタル分析(ドル/円)

インフレとリセッションが主要テーマの中
今週も底堅い印象のドル円。

今週の経済指標の結果確認はこちらから↓

https://www.forexfactory.com/

4日(月) 
米国休場

5日(火) 
ノルウェーの石油・ガス労働者によ るストライキ開始
天然ガス価格が高騰したのを背景に、インフレと景気後退リス クの高まり
逆イールド発生
欧州通貨を中心に売られ、ドル買いへ


6日(水) 
欧州経済の不安から翌日も欧州通貨売り、ドル買い
ISM非製造業景況指数 予想54.0 結果55.3
JOLT労働調査  予想11.05M 結果11.25M
※良好な結果を受けて、ドル/円は約70pips上昇

FOMC議事要旨も特に目立つ内容もなく、
大きな動きはなかった。


7日(木)
イギリスのジョンソン英首相の辞任表明でポンド買い
対照的にユーロは対ドルで安値を更新

8日(金)
安部元首相の事件からリスクオフの円買い
雇用統計
失業率 予想3.6% 結果3.6%
平均時給 (前月比) 予想0.3% 結果0.3%
非農業部門雇用者数 予想260K 結果372K
良好な結果を受けて、発表直後はドル買いも長くは続かず…
米国債利回りは3.00%台に回復。

来週以降の注目点は
6月FOMC議事要旨の内容から
「参加者は、次回の会合で0.5ポイントまたは0.75ポイントの引き上げが適切と指摘した」
6月のFOMCでは発表前に0.75bpはすでに織り込まれており、
記者会見でパウエルさんが「75bpの引き上げが一般的とは思わない 」と発言したことでドル売り。
つまり、0.5bpまたは0.75bpのどちらが7/28のFOMCまで意識されるかでドルの動きを見せる可能性が高いとみている。

雇用統計の結果も良好だったが、サプライズするほどの内容ではなかったように感じ、来週のCPIの結果で0.5bpまたは0.75bpのどちらが意識されるのかでドルが動いてくると考察。
また、コモディティにも注目し、上昇してくるようなら
インフレ懸念が強まり、ドル上昇の後押しする可能性も高い。

チャート分析(ドル円)

週足チャート

2022/07/09

先週、先々週で上髭を付けていたが今週にしっかり陽線を付けてきている。
週足ベースではまだまだ上昇トレンドは継続中!
水平線の追加は無し。

日足チャート

2022/07/09

先週はダブルトップを付けてからの動きに注目していましたが
結果はネックラインとして意識されそうなラインををブレイクできず、
じり上げ。
黄色のラインを下抜けてくるようなら、
134.250付近までショートも狙えそうな感じ。
日足の水平線は134.750ラインに1本追加。

4時間足チャート


2022/07/09


4時間足では137.00-134.250内でのレンジ相場
どちらかをブレイクで流れを作る可能性が高く、
材料待ちといった感じ。
来週のCPIまではレンジ内での動きが想定されるので
短い時間軸でのトレードを組み立てます。
上値を抑えていたラインを雇用統計後の4時間足でブレイク。
どちらかといえば上目線で戦略を考えています。
あまり明確ではないですが
4時間足では135.500に水平線を追加。

1時間足チャート

2022/07/09

1時間でもあんまり水平線は追加してません。
直近の高安は切り上げています。目線は上。
PA次第では逆張りや利確ポイントとして使っていこうと思います。
こちらも
1時間足で136.000にとりあえず、水平線を追加。

2022/07/09

今週の高値抑えられてたゾーンも雇用統計後にブレイク。
来週の狙っているポイントとして、
136.000のキリ番、雇用統計後の押し目、急上昇の起点
まで落ちてきたらロングエントリー
週明け、下がらずに136.200をブレイクしたらロングエントリー
利確ポイントは最長で136.600
あとは136.500のキリ番や落ちてロングした場合は136.200
赤枠内の価格帯も利確目標にポジション保持を考えています。

来週の注目イベント(アメリカ)


7月13日(水) 
消費者物価指数 21:30~
EIA原油在庫 23:30~
7月14日(木)
生産者物価指数 21:30~
EIA天然ガス貯蔵量 23:30~
7月15日(金) 
ニューヨーク連銀製造業景気指数 21:30~
小売売上高 21:30~
ミシガン大学消費者信頼感指数 23:00~

あくまで個人的見解なので
投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。

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