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ギリシャ神話とロジカルシンキングの意外な関係

さて、ロジカルシンキングとは何語でしょうか?


簡単でしたねw 英語です。
Logical Thinking でそのまんまです。

では、”Logical/Logic”とはどんな意味でしょうか?
もちろん日本語に訳せば「論理的な/論理学」になります。

”Logic”の語源は古代ギリシャ語の「ロゴス」に由来します。
で、この「ロゴス」、めちゃくちゃいろんな意味を持ってますw

■ロゴスの意味
言葉、言語、話、真理、真実、理性、 概念、意味、論理、命題、事実、説明、理由、定義、理論、思想、議論、論証、整合、言論、言表、発言、説教、教義、教説、演説、普遍、不変、構造、質問、伝達、文字、文、口、声、ダイモーン、イデア、名声、理法(法則)、原因、根拠、秩序、原理、自然、物質、本性、事柄そのもの、人間精神、思考内容、思考能力、知性、分別、弁別、神、熱意、計算、比例、尺度、比率、類比、算定、考慮などの意味。
転じて「論理的に語られたもの」「語りうるもの」という意味で用いられることもある。
万物の流転のあいだに存する、調和・統一ある理性法則。


こんなに意味あるんかい!っとツッコミたくなります。
現代の日本語でいうところの”ヤバイ”みたいな感じでしょうか?w
何か理屈っぽい話のときには「それロゴスw」見たいな使われ方してたんでしょうか。

それはさて置きw 古代ギリシャがロジカルシンキングの始まりなのです。
難しい話は苦手なので、まるっとまとめますw。

当時の古代ギリシャ人にとっては「ギリシャ神話」が一般教養のようなものでした。
神々の世界です。
全知全能の神々が宇宙を創造し、人間を作り出した。
語り継がれていた神話の世界が”Myth(語源:ミュトス)”でした。

物語・空想の世界が”ミュトス”
それに対して現実の世界が”ロゴス” 
つまり、”ミュトス”じゃないものは”ロゴス”です。
Fiction/Non Fiction 見たいなものですかね。

だから”ロゴス”にはこんなにたくさんの意味があるんです。
そして”ロゴス”も人間によって進化していきます。
それがソクラテス、アリストテレス、プラトンあたりです。
ちゃんと書くと長くなるので割愛しますが、「無知の知」は知っている人も多いのではないでしょうか。
「知らないということ(状態)を知る(知っている)」というソクラテスの言葉ですね。
ここが哲学(Philosophy)の始まりです。
哲学は「万学の祖」とも言われています。
哲学は人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問です。

哲学を追求していくとき。
「理由は」「原理は」「根源は」「これからのあるべき姿は」、、、、
この考えていった過程がLogic つまりはロジカルシンキングです。


■まとめ
ギリシャ神話じゃないもの→ロゴス
ロゴス→哲学
哲学→ロジカルシンキング

ギリシャ神話とロジカルシンキングの意外な歴史でした。


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