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令和2年度総合旅行業務取扱管理者試験(2020.10.11) 合格体験記--[2]

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4.試験科目
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1.旅行業法及びこれに基づく命令
2.旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
3.国内旅行実務
4.海外旅行実務
総合旅行業務取扱管理者試験はこの4科目で実施されますが、すでに国内持ちなので「2.旅行業約款、運送約款及び宿泊約款」と「4.海外旅行実務」の2科目のみを受験しました(受験区分E)。
合格には各科目得点率60%以上が必要です。

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5.受験勉強の進め方
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本来の受験目標であった2019年10月、延期となり2020年3月、実際に受験できた2020年10月とあるのですが、特段記載がなければ、2020年10月受験を照準にした受験勉強だと思って下さい。

(1)旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 
1か月前の9月に入ってから始めました。すでに2回受験勉強していますから、1か月前で十分だと思いました。下記に紹介しているTAC過去問と大原テキストをそれぞれ3周しました。
ただし、規程の条文建ての文書をある程度読み慣れている人には、この方法でも良いかなという話です。

(2)海外旅行実務-国際航空運賃
受験勉強されているみなさん、きっと、途中降機なのか乗継なのか、出発曜日など「注意すべき点」は全てアタマに入っているはずなのです。
そういった「注意すべき点くらい」十分わかってると思います。
でも実際過去問を解いていると、1つ条件を読み飛ばしたりして、ケアレスミスしていませんか?過去問とトレーニング問題集では、どうしても練習量が足らないと思います。練習不足でケアレスミスが治らないうちに、本番を迎えている人も多いかと思います。これが、航空運賃計算を苦手にする要素ではないかと思っています、

私の場合は、受験勉強中は問題を解いた後も、過去問の設問ごとの「運賃表」を何度も見比べてみました。運賃表も設問によって大きく特徴が異なりますので、どの部分の規定が問題として狙われ易いか考えたりしました。
それから、結合運賃の条件がどの部分まで影響するかを、確実に把握するようにしました。

(3)海外旅行実務-旅券法、出入国手続等
得点源にすべく、直前の追い込みに一番時間をかけた分野でした。
直前まで、出入国許可の「みなし」とそうでないものの違いが、よく分からなかったです。もし分かりにくいという方は、テキストや過去問の文章を、何度も読んでみて下さい。一字一句追いかけて丁寧に読むと、糸口をつかめるかもしれません。


(4)海外旅行実務-語学
2題の英語の長文読解で構成されています。
もう受験英語なんて何十年も前のことですし、英検も持っていません。勘所を捉えきれずに、本番を迎えてしまった感じです。全部の科目のなかで、もっとも早く2018年末頃から着手したのが語学でした。英検2級の長文読解の問題集をやって、勘所を鍛えて(いるつもり)いました。さらに英単語を覚えることもしましたが、正直あまり効果はなかったと思います。

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6.当日の試験会場の様子
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(1)検温で行列することはありません
 検温のため、試験会場の建物に入る直前のところで、スマホ端末みたいな機器を、スタンドに立てて近くところを通って測ります。機器からアラームが鳴ったり警告サインが出たりしなければ、問題なく会場に入れます。来場された方々は、機器の前をどんどん通り過ぎて、検温のために行列になったり、順番待ちになったり、本番前の貴重な時間を取られることは、ありませんでした。

(2)座席は密接回避を考慮された配置です
試験会場における、受験者ごとの着席指定は縦に見ていくと、前後の方とは1人分の位置を左右交互にずらして決められています。また、同列の方との着席位置も、最低1メートルは確保しているように思えました。しかし、やはりそれでも大教室だとそれなりの人数がいるように感じました。

(この記事は次回に続きます)

https://note.com/talent_charge/n/n4159aa358203

所属メンバーが使用する衣装、交通費その他諸活動費など