全ては心が決めている
人生は心一つの置き所。
そういう言葉がある。
中村天風という人の言葉だ。
心というものが、いかに大切かということを説いた哲人だ。
あの大谷翔平も大きな影響を受けているという。
そんな人が言った言葉の中にあるのが、
心一つの置き所。
人生のあらゆることは、思考と感情でいかようにも捉えることができる。
良い方向に行くか、悪い方向に行くかも結局は心によるのだから、なるべく心は積極的に持っておこうという考え方だ。
確かににそうだと思う。
僕たちは、あまりにも膨大な外からの情報にいちいち反応しすぎなのだ。
ネット上の誰かも分からない相手の言葉に反応して、自分の心を右往左往させている。
その時の考え方、思いの仕方一つで、すぐに不機嫌になったり、不幸になったりできるのが人の心だ。
だとしたら、考え方一つ、思いの仕方一つで、幸せになれないはずがない。
僕はすぐに他人の言動に心を揺さぶられてしまう。
分かれ道があって、自分は右に行こうとしているときに、どこからともなく左の道に関することを言われると、右を選んだ自分が間違っているように感じてしまう。
自分の方が間違っている、これが僕の悪い心の癖だ。最近はそれでも、心が揺れた時に、揺れていることに早めに気付けるようになってきたとは思う。
そんな時こそ、心をただ静かにしっかりと置きたいところだ。
人生は心一つの置き所。
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