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答えはどこに?
今の時代、いやずっと昔から、誰もが答えを求めている。
本の中に。成功者の言葉の中に。ネットの中に。
でも、答えなんてたぶんどこにもないのだ。
答えのようなものはある。
だけどそれは、その瞬間のものに過ぎない。
数学の答えのように、変わらないものではない。
でも、僕たちはいつの間にか、完全な答えを求めている。
その「答え」さえ手に入れれば、問題が解決して、これからの未来を安心して生きていけるというものを。
または、誰にも否定されない、誰にもバカにされない正しい答えを。
でも、そんなものはたぶんどこにもない。
その時その時で、それっぽいものは手に入るかもしれないが、それも一時的なものだ。
すぐにその答えに疑問が生まれて、次の正しい答え探しに出発してしまう。
水や空気が同じ場所に留まっていないように、全ては変わっていくのだろう。
変わらない答えを探すのは不可能に近いのかもしれない。
もし、ただ一つの答えを見つけようとすると、それらしいものを見つけたときに、それにこだわってしまう。
これが正しいはずだ。間違いないはずだ。間違っているのは相手の方だと、争いまで産んでしまう。
たぶん、正しい答えはどこにもない。
だとすれば、今この瞬間思ったことを、肯定もせず、否定もせず、ただ受け入れてみて、おもしろがってみてもいいのではないだろうか。
どうせ、その答えは100%正しくもなければ、100%間違ってもいないのだから。
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