3作目が売れたということは、2作目が面白かったということだ
どうも、流-ながる-です。
ドラクエ1〜3、やってみようチャレンジが自分の中で完結したので、記録になります。
前作が面白いから期待できる
テレビでゲーム特集がされるたびに、あの『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』を買うために並ぶ人々の映像が流れるというのがお約束だなぁと思うものです。
今ならなんだろうか、もうすぐお正月ですしね、福袋を買う行列を思い起こします。とはいえ、その頃について実は知らないのでどんなものかというのは、想像するしかないわけですが……。
今年発売されたビッグタイトルと言えば、自分の中では『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』なのですが、このタイトルが売れに売れた理由というのは、前作の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が面白かったから、というのがひとつあると思います。長期シリーズは常に前作の面白さ楽しさがあるからこそ新作も期待されるわけですね。
社会現象を起こしたとテレビで紹介される『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』がそれだけ期待されてバカ売れしたのは、やっぱりその前の『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』も面白かったからだ! という期待感を膨らませながら、『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』のSwitch版リメイクをやってみました。
やっぱ面白れーじゃないか……
結論、そうです。
初代の『ドラゴンクエスト』はクリアしていたので、その正当な続編にあたるので、これをやっておくほうが何倍も良いというのはあります。そしてリメイクはゲームバランスが調整されているのか、”おそらく”ではありますが、サクサクと遊びやすくなっています。
ドラクエやると毎回そうなんですけど、船を手に入れた頃に急にマップの広がりがあって迷いだす、という法則も発動しましたし、それによって迷子になることによって自然とレベルアップしてボス戦では役にたつという自分がプレイするといつも起こる現象もやはりありました。
そうして何よりストーリーですね。王道だな、こういうのもやりたかったんだという感じです。王子と姫が悪を滅する力を手に入れて世界に平和を取り戻す、ゲームによっては敵は本当に悪か? 今やっていることは本当に正解なのか? などいろいろと考えさせられる話なんかもありますが、このゲームはわかりやすい。とにかく目の前に出てくる敵を倒せ、という単純さを楽しみたい方におすすめです。
RPGの面白さってこうだよなぁ
初代の『ドラゴンクエスト』がRPGの入門編な立ち位置とすると、『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』は実践編って感じですかね。
RPGの楽しみといえばパーティメンバーを強化することなのですが、現在のゲームは強化についてやれることの振り幅が多く、プレイヤーによる個性が出てくると思っています。このキャラクターはメインの攻撃で頑張ってもらうだとか、このキャラクターはメインで攻撃するキャラクターの補助にしよう、回復役にしようだとかいうのがお約束です。キャラクターの個性を読み取って、そのキャラにはどういう役割が向いているかを考えるのが楽しいです。
このお約束ってこういう昔のゲームから続いてきた伝統なんだなぁ、としみじみとしました。
初代の『ドラゴンクエスト』ではプレイヤーキャラが1人で冒険に出て、攻撃も回復もすべて1人やっていました。でもそれが進化して3人になり、役割分担という概念が出てきたというのを感じ取れるといいますか、古いゲームをやるとそういうゲームの流れも感じ取れて楽しいんですよね。ドラクエ2では、すでに役割が決まっていて、役割に合わせてうまく指示を出せるかどうかを試されているという感覚ですけど、まあこの基本を学べますね。
昔の作品のリメイクだけど、RPG初心者には是非とも試してほしい作品というのが
ドラクエ2に感じたことでした。シナリオは単純明快、だけど感情移入もできます。特にエンディングはボイスはないんですけど、テキストを読んでじっくりと味わえるので、逆に新感覚でした。こんな能動的なエンディングなんだという感じ。
そんなわけで結論
ロトシリーズ、つまり1〜3を全てクリアしました。そこから言えるのは、やっぱり1→2→3の順でプレイするのが理想ってことです。
自分は3→1→2でプレイしてみたのですが、ゲームの進化を感じ取りたいなら順番通りですね。いや、当たり前だろって話なんですけど。お値段も1から買うほうが買いやすい。
Switchで昔発売されたゲームをできる、ゲームの進化について体感できる。良い時代になったなとつくづく思います。(しかも安い)
ここまで読んでくださりありがとうございました。