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第一子が誕生してからの1か月

昨日の記事の続きです。

出産後5日間、妻と子は病院での生活でした。
COVID-19感染拡大防止の関係で、入院期間中の面会は禁止されていました。
役所での手続きには母子手帳が必要なのですが、退院までは何もできず、どんな手続きが必要なのかインターネットで調べながら過ごしていました。

退院

両親も病院に呼び、退院する妻と娘を迎えに行きました。
出産に立ち会えたのは僕だけだったので、両親が子どもと対面するのはこの日が初めてでした。
外は寒かったのですが、病院から出てからも、我が子はすんやりと眠っていました。
顔が少し動いたかな、と思ったら、大きなあくび。
そして、眠り続けていました。
目を開けた姿を見られなくて両親は少し残念そうでしたが、僕が結婚するときに「やっと孫の顔が見られる」と言っていたので、喜んでもらえたかなと思います。

妻の実家での子育て

この日から、妻の実家で子育てとなりました。
僕は、平日は仕事に行っていたので、土日だけ妻の実家にお邪魔し、ミルクをあげたりオムツを替えたりなどを覚えていきました。

一番大変だなと感じたのは、夜です。
2~3時間おきに起きないといけないのが、想像以上に体力を消耗しました。
授乳はもちろん妻なんですが、追加のミルクをつくったり、おむつを替えたりを僕がやっていました。
次の日も、昼間に2~3時間ほど睡眠を取らないと身体がもちませんでしたね。
ワンオペで子育てされている方々の苦労を強く実感しました。

手続き

市役所での手続きは、妻から母子手帳を借りて僕が行きました。

出生届

最初に提出したのが出生届です。
出産した病院の先生が出生証明書(書類の右半分)を作成してくださっていて、僕は残りの左半分に子どもの名前などを記入して提出しました。
特に不備もなく、15分ほど待てば手続きは終わりました。
また、次の日の昼頃には住民票を発行できるとのことだったので、コンビニに住民票を発行しに行ってみました。
すると、子どもの住民票も発行でき、マイナンバーも付与されていました。
後述の保険証に住民票が必要だったので、翌日に発行できたのは助かりました。

児童手当

出生届と同じ日に手続きできました。
というか、出生届を出したときに手続きの案内が書かれた紙を渡されたので、書かれている通りの窓口に行き、用紙に必要事項を記入しただけで完了でした。
妻のマイナンバーを記入する箇所があり、私は分からず困ったのですが、市役所なので空欄でも許してもらえました。

医療費助成

僕が住んでいる大阪府茨木市では、医療費助成の制度があったので、児童手当の書類を書いた後に、窓口の方に見ていただきながら、申請書を書きました。
ただ、保険証がないと、医療費助成のカードが発行されないので、申請書はいったん持ち帰りました。
後述の保険証が届いた後にコピーを取り、郵送で申請書を送付したら、数日後、カードが自宅に届きました。
COVID-19の影響で、郵送で手続きができるようになったのは助かりました。
でないと、また有給休暇を取って申請書を出しに行かなくてはいけなかったので。

健康保険の被扶養者の追加

一番面倒というか、手こずったのが、この保険証の手続きですね。
扶養認定のために必要な書類が結構多く、書類をそろえるのにも一苦労でした。
会社指定の申請書以外に提出した書類は、以下です。

  • 自身の源泉徴収票(昨年度分)

  • 住民票(自身、妻、子)

  • 妻の所得証明書(今年度分)

  • 妻の給与支払見込証明書(向こう1年分)

下2つの妻の書類は、妻の会社に準備してもらう必要があったので、申請に時間をくってしまいました。
保険証は一刻も早く欲しかったのに、です。
事前に情報収集して準備できていれば良かったな、と後悔しました。
どうやら、この年の8月に法改正があり、夫婦共同扶養の観点から、夫と妻でどちらが収入が多いのかを確認するようになった模様です。
最近は男性育休の法整備など、法改正が相次いでいるので、近くの先輩がどんな手続きをしたのかというのもあてにならないようになっているのかもしれません。

育休に向けた仕事の引き継ぎ

生後1か月から育休取得ということで、仕事の引き継ぎも大詰めに入っていました。
退職前に有給休暇の消化のため、1か月ほど休む人がいますが、同じように休む予定にしておけば良かったな、と後悔しました。
というのも、育休前ギリギリまで仕事を詰め込んで、こなせるかこなせないか微妙な状態だったからです。
育休開始前1週間ほど休む予定にして、業務調整もしてもらい、それでも間に合わなかった分を、その1週間でこなすようにすれば良かったと思いました。
もともと自分の気持ちとしては、育休前ギリギリまで仕事をする気満々だったので、周囲の力を借りて調整をしてもらえれば、急きょ追加で発生した業務も、余裕を持ってさばくことができたはずでした。
実際、ラスト1か月の間に、ペンディングになっていた業務が再開したり、いろいろとバタバタすることが多かったです。
僕の場合、自身の業務が少し属人化しつつあったということで、マニュアル作成と業務フローの見直し・ブラッシュアップに明け暮れました。
実験データの解析なんかは、プログラムを書いて自動化してはいたのですが、そもそもプログラミングがわかる人がほとんどいないということで、プログラムを動かすためのマニュアルも丁寧に作る必要がありました。
(ググれば分かるようなことも、「ググってくださいね」では済まない感じです。)
そんなこんなで、達成率70%ぐらい(自己採点)で育休前の業務を終わらせました。

2週間健診

退院してから1週間半後、生後2週間の健診がありました。
病院には入場制限があるので僕は同行せず、後で妻から話を聞きました。
体重を測ると3.6kgで、出生時から600gほど増えていました。
ただ、入院中はほとんど体重が増えることはなかったので、実質的に退院後の1週間半で600g増えたことになります。
つまり、1日あたりでいうと、およそ70g増えているという計算。
で、一般的には1日あたり30gずつ増えていくと言われているので、体重が増えすぎないように、ミルクの量を半分に減らすのが良い、と先生から言われたとのことでした。
入院中、黄疸の傾向があったので、母乳やミルクをこまめにあげるようにしながら退院後の期間を過ごしていました。
体重が増えたと言っても、身長が伸びたからかもしれないし、体重だけ測ってミルクの量を決めてもいいの?と僕は思いました。
仕事柄かもしれませんが、もう少し科学的な根拠をもって説明をしていただきたかったな、と感じましたね。
ミルクの量は減らして様子を見ましたが、この子の成長が早いだけじゃないの?という疑問はずっと残りました。

1か月健診

年末になると、1か月健診を受けました。
体重の増加はゆるやかになり、成長曲線の上の方ではあるものの、前回からの増加量は800gでした。
あとは沐浴をやめていいかどうかの判断の時期でしたが、おへそがまだ乾ききってなかったようで、あと1週間は続けてくださいと言われました。
この後1週間沐浴を続けると、おへそも完全に乾いた感じだったので、特に問題はありませんでした。

続きを書きました。

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