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【音楽雑記#2】the GazettE

元々、文章を読むのが好きなのでnoteに投稿すると色んな人の書いた文章が読めるのが、わりと楽しい。

バズった文章だけでなく、なんとなく日記的に書いている文章だったり、同じ職業で孤軍奮闘している方だったり、個人のキャリア観や、自社サービスへのサービスインを狙った記事、、、老若男女、色んな方の考えていることが、ふと目に入ってくる。

文章にはTwitterよりも人柄が出るし、かつてのmixiやアメブロよりもなんとなく開かれている感じもある。どこまで稼げているのかよくわからないが、商売としてSNS運用をやっている人の投稿も面白いし、最近のインターネットの広さと深さを改めて体感出来る。そんな感じで楽しみ始めているので、2日目もサクッと投稿してみたい。

▼出会いのキッカケ

JanneDaArcにハマり、人生初ライブも無事行けて、徐々にその「ルーツ」に興味を持ち始める。それが「ヴィジュアル系」だ。当時、JanneDaArcは既に結成から10年が経過しており、人気絶頂。「もっと、今ジャンルで起きている最新事情を知りたい」「何がイケていると定義されているのか知りたい」という気持ちが強くなり、興味を持ったのが当時メジャーデビューしたてで勢いに乗っていたのが「the GazettE」だった。このバンドとの出会いが「ヴィジュアル系」への想いを加速させ「より新しいバンド」「より面白い潮流」を探す原点となる。

もっと大きくなる前のバンドに出会ってみたい、売れる前の苦労話含めて語れるバンドを作りたい、せっかくJanneDaArcを好きになったのに、いきなりソロ活動を始めるみたいな流れになっていて、代わりを探していた気持ちもあるのだろう。早速、横浜アリーナのチケットを取って、バンド好きだったN君(オタク友達)と会場へ足を運んだ。まだ、結成5周年。ファンの熱量や落ち着きっぷりはJanneDaArcで体感したモノとは全く異なり、テンションについていけず、アンコール途中で帰宅したのをよく覚えている。そのくらい、バンドに熱中している世界観がある、何かもっと熱中できるものを探したい、そんな風に感じた春だった。

▼思い出

the GazettEとの思い出は、このバンドとの話というよりは、the GazettEについて語れるようになったことに付随する「人との思い出の話」になる。

ゼッター(ガゼットファンの総称。ガゼッターの略。)は、尖った人が多く「ヴィジュアル系が好き」というよりは「ガゼットが好き」という人が多く、バンドに対して熱量が高い人が多かった。そのくらい、一つのバンドに傾倒出来る強さ、そして、それを受け入れて変化して、伸びようとするバンドのスタンスの両面に惹かれていた。ファンとバンドの信頼関係、とよく言うが、自分は一番最初に好きになったバンドがいきなり空中分解っぽい事態を起こしていたので、そんな振り切ってバンドを応援できるゼッターが羨ましく、青春真っ只中にいるであろう、彼らとのカラオケは最高に盛り上がり、夜な夜な楽しんだのであった。

▼今、1番好きな1曲

社会人になり、ゼッターとの交流が減り「ヴィジュアル系」からも遠ざかっていたが、東京に戻ってくると、そんな思い出がふと蘇ってきて、改めて、ここ数年の空白を埋めるように、彼らの活動を追うのが楽しい。この曲は2013年にMVが収録されていたそうだが、当時、ヴィジュアル系から遠ざかっていた自分は全く動向を知らなかったので、自分にとっては新しいthe GazettEの1曲である。純粋にかっこいいと思う。

今年、新アルバムも発売され聞き入っているがコンセプトもなんとなく変わって無くて、彼らなりの「ヴィジュアル系」をやっているのが嬉しい。

ふと、ガゼットに熱中していた友人たちは、未だにそんな彼らの動向を追っていたりするのだろうか?と考えた。今のガゼットをかっこいいと思うのだろうか?変遷を知らないからこそ、今の自分のように、目の前の表現をかっこいいと噛み締められる良さもある。解散後のバンドを好きになるのも、今の彼らを知らず妄想として昇華出来るからなのかもしれない。

新しい音楽の楽しみ方を教えてくれた貴重なバンドとして、今後も細々と応援していこうと思います。

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