見出し画像

賃貸派の医師が戸建住宅を建てることになったわけ

 こんにちは、たくゆきじです。

 こちらのマガジンでは『たくゆきじの「夢のマイホーム奮闘記」』というマガジンを始めさせていただくことになりました。

 じつは2021年の秋に家を建てるべくハウスメーカーと契約を行い、めでたく住宅ローン持ちにクラスチェンジしております(絶望)。

 この現在進行系の家造りの経験をそっくりそのまま記事にして共有したら面白いのではないか、ということで、コンビニ飯とは別の新マガジンとしてスタートすることになったというわけです。

 実際にハウスメーカーと契約してしまったわけですが、実は最近まで住宅ローンを組んでまで自宅を購入するつもりは一切ありませんでした。本当にありませんでした。

 過去にこんなツイートをしていたくらいですから。

 ただ、家庭環境の変化やそれに伴う心境の変化があって、ハウスメーカーとの契約に至ったというわけです。

 やっぱり人の考えってのは徐々に変わっていくものですね…

 ということで記念すべき第1回となる今回の記事は「賃貸派の医師が戸建住宅を建てることになったわけ」です。

 賃貸派だった私が新築一戸建ての契約を行うことになった理由をつらつらと紹介していきます。

本記事は『たくゆきじの夢のマイホーム奮闘記』というマガジンの中の記事になります。勤務医が等身大のマイホームを建てるにあたって気づいたことをシェアするマガジンです。


心変わりのきっかけは、第三子の爆誕

 私が「賃貸派」だった理由は、気軽に引っ越しできる自由が大きかったです。多大な借金を背負う必要もありませんし、家族構成ややりたいことに応じて住む場所を変えられることは、メリットが大きいと思っていました。

 家を建てることになった今でも、その考えは変わっていません

 ただ最近は

気軽に引っ越せる自由といっても、現実的に今の環境を捨ててまで引っ越すかなぁ…

 という考えも抱くようになりました。

 子どもが大きくなっていくにつれて子ども関係のイベントも増えていきます。 入学式、七五三、おゆうぎ会etc…

 嬉しい悲鳴であることは間違いないのですが、そうは言っても仕事と育児の両立は体力的に相当しんどいです。

 さらに子どもが二人、三人と増えていくと正直無理ゲーです。

ホモサピエンスは親だけで育児できるようにプログラムされていないな…

 とことあるごとに思っていました。

 ただ、私が住んでいる地域はいわゆる出身地でして、私の実家が車で10分圏内にあります。さらに妻の実家もそのくらいの距離にあり、何かあったときは両方の実家のサポートが存分に受けられるというありがたい環境です。

・急な用事があるときに子どもを預かってもらう
・疲れ切っているときは実家に子どもを預けて昼寝する
・幼稚園や習い事の送迎


 こんな感じで両家の実家サポートを受けられるメリットは、正直言ってここでは書ききれないくらい多いです。

 そういう意味で育児環境を考えると、今住んでいる地域ほど恵まれているところはないというのが当時の結論でした。

 留学なんかでこの地を離れることは一時的にはあるかもしれませんが、長期的にはここに住んでいくのだろうなぁと考えるようになりました。

 そんな中2021年8月に三男が爆誕。

 子ども3人となると、流石に今のアパートが狭いと感じるようになってきました。 上二人の子どもたちはドタドタと走り回ったりしていますしね。

 そういう背景があって、一戸建てもいいなぁと思い始めたというわけです。人生は一度きりですし、せっかくなので人生で一回くらいは家を建ててみたいという気持ちもありましたので。

でも経済的にはためらうことも多く…

 とはいえ、一戸建ての購入は経済的に合理的ではないという思いもありました。

 以前私のブログで紹介した、橘玲さんの「世界にひとつしかない「黄金の人生設計」」という書籍に、

子どものいる夫婦は家を買ってはいけません。

『世界にひとつしかない「黄金の人生設計」』より引用

 というフレーズがあります。

 教育費は相当大きな出費なので、教育費を考えると家の購入は見送ったほうがいいという内容の文脈です。

 ましてや我が家は子どもが三人になり教育費も馬鹿になりませんので、自宅も購入すると身動きが取れなくなってしまう可能性がありました。

 さらに現在の私達は、いわゆる田舎に分類される地域に住んでいます。

 首都圏など今後も地価の上昇が見込める地域であれば、自宅が資産になる可能性もあるのでしょうが、今住んでいる地域では残念ながら見込めそうもありません。

 そのため新築一戸建ての取得は経済的に合理的な判断ではないということはわかっていました。

そういう事情もあって躊躇していた面も大きいです

ロマンとそろばんと旬の時間

 一方ブログで紹介したように2017年頃から資産形成に励んでいたこともあり、以前より家計に余裕が出てきていました。

 「建てられなくはないけど、経済的にはマイナスなんだよなぁ…」

 家を建ててみたいというロマンと経済合理的ではないというそろばん。

 この辺を天秤にかけて、家を建てることについて色々と考えてみました。

 そこで最終的には、自分の人生の中でも旬の時間を充実させるために家を建てることとしました。

 子どもたちが小さいうちに家を建てることが、どのくらい人生に彩りを添えてくれるか。そして子どもたちの成長環境としてどちらがいいのか。

 このへんをよくよく考えてみたところ、今建てるのがベストだろうという結論に至り、決断したというわけです。

 実家の父母にそのことについて相談したところ、地元に家を建ててもらうのが嬉しかったようでとても喜んでくれました。

まとめ

 とてもありきたりな理由ではありますが、こんなわけで家を建てることになりました。

 次回以降の記事では、家を建てることを決心した後、家づくりに向けてどのような情報収集を行ったかについて具体的にお伝えしようと思います。

※本記事はm3.comで連載中の記事を改変して転載しております。

次の記事へ⇒

本記事は『たくゆきじの夢のマイホーム奮闘記』というマガジンの中の記事になります。勤務医が等身大のマイホームを建てるにあたって気づいたことをシェアするマガジンです。

週刊コンビニ飯もよろしくお願いします。


サポートしていただけましたらとても嬉しいです(^^)