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見知らぬ高齢者やおじさんから攻撃を受けたとき、どうすればよいのか?

今日もとんでもない問いがなされた。

今年の秋は長くて暖かい日が続き、散歩をするには絶好のシーズンである。
そんなポカポカとした陽気な昼下がりに、突如として怒りの質問が届いた。

それは「電車の中などで出会ってしまうイヤな高齢者やおじさんに対し、「死ねばいいのに」と思ってしまうことはありますか?」という直球どストレートな質問だった。うーん、深い。正直すぎてウケてしまった。

質問者の気持ちは痛いほどわかる。なぜなら、僕も似たような経験があるからだ。忘れもしない去年の年末。マンションのゴミ捨て場で、ダンボールを解体せずに捨てたところ(これは僕が悪い。めんどくさかったので解体しなかったのだ)、たまたま居合わせた面識のない同じマンションの住人のおじいさんに「ダンボールくらいたたみなよ!いいの!?住所書いてあるよ!」と強めの口調で注意されてしまいヘコんだことがある。

これに似たようなこともたまにあるので、質問者の気持ちはよくわかる。特に女性などはけっこうな頻度でこうした事案が発生するらしい。質問者はオブラートに包む気がないのでウケてしまったが、その分大きなストレスを抱えていることも文面から理解できた。

ではいよいよ僕のアンサーを書いていこう。言っておくがこれは具体的な手法であり、明日からだれでも使える技だ。そのための例文、テンプレートもしっかりと教える。まかせておけ。

前提として、高齢者やおじさんに限らず「距離感」がヤバい人は世の中に大勢いる。また、ひと昔前は見知らぬ高齢者やおじさんやに叱責されることは普通であったらしく、その価値観や世界線のまま生きている人もゼロではなさそうだ。

とはいえ、ヤラレっぱなしでもおもしろくない。ストレスもたまってしまう。かといって、手を出したり言い返したりするのは絶対にオススメしない。必ずなにかしらのトラブルに巻き込まれるし、あなたの評判が悪くなるし、なにより自分の心の中にイヤな気持ちをひきずることになるからだ。

すると、答えはひとつ。もう「笑い」に変えるしかない。ネタにしてしまえ。こういうイベントが発生したら「お、またフリートークのネタがやってきたな」と思って心のネタ帳に書き込もう。なんならスマホのメモ帳に実際に残しておくとさらに良い。

なに、どうやって笑いにすればいいかって?ひとつ、テンプレートを紹介したい。なにがあっても、この下のツイートを忘れないことだ。

子供に自販機でアイス買ってやろうと思って並んでて、前の子供が順番を譲ってくれたので「ありがとうございました」って言ったら、全く関係ないジジイが横から「子供相手に敬語を使うな、情けない」とか口を挟んで来て、つい「うるせえジジイ、年金全額返上して死ね」と反論してしまい口喧嘩になった

山本一郎(Ichiro Yamamoto)さんのツイートより

ごらんのとおり、ここでは倫理を採用していない。「うるせえジジイ、年金全額返上して死ね」というセリフがもう完全にこの状況を茶化しているし、重く受け止めずに軽くいなしている。笑いにしてしまっているのだ。無価値な「不快」を価値の高い「笑い」にする錬金術はこういうカラクリなのである。

ポイントは太字の「うるせえジジイ、年金全額返上して死ね」は口に出さないことだ。このポイントは絶対に守ってほしい。

口に出さずにその場は立ち去る。そしてその代わりに、このイベントを笑いに変換し、エピソードとして友人におもしろおかしく聞かせる。ツイートとかはしないほうがベターだ。

このテンプレートを、さきほどの僕の体験談に応用するとこうなる。

こないだマンションのゴミ捨て場でダンボールをたたまずに捨てたら見知らぬおじさんに「ダンボールくらいたためよ!」と怒られたのでつい、「うるせえジジイ、年金全額返上して死ね」と反論してしまいそうになった。

こんな感じである。できるだけPOPに話した方が良いだろう。話を聞いてくれた相手は「それは言いすぎw」「おじさんも悪いけどおまえも口がわるすぎw」「そもそもおまえも悪いだろw」など色々と反応してくれればもうそれはそれで良い。

ここで僕が伝えたい、もっとも重要なことは、不快なことを重く受け止めないことだ。消化し、ネタにしてしまおう。心のどこかにネガティブな感情をくすぶらせておく必要はないのだから。








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