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コピーは雰囲気が大事。喋りはノリが大事。



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僕は仕事柄、街で気になった広告を写真に撮って保存しておくクセがあります。今日なそんな倉庫から、最近出会った広告を枕詞にノートを更新。

振り切ってますね。この吹き出しを使い、読者の感想に見せかけて言いたいことを語るスタイル。

頻繁に見る、様式美のようなパターンですが、色々言いたいことがわかりやすくて清くて、嫌いでないです。

もう読んで感想を書いてくれる読者がこんなにもいるんだね!って素直に思うようにしてます。

決めるという言葉が色んなキメるに見えてきちゃいます。

この言葉で思い出したのが、前に大阪の西成ドヤ街に映画の仕事で泊まった時の話。

ドヤ街の安宿に泊まるなんて、どんだけお金がない仕事なんだと頭の片隅で考えつつ、前日朝まで撮影して半分死んでる頭で、やや遅い朝ごはんを食べるため、僕は宿を出て、人々が座り込む道の真ん中を歩いてた。

視界の片隅に警察官が入ったと思った瞬間、何やら異様な技をかけられ、パトカーに頭からブッ込まれた。

いつの間にか、パトカーの後部座席に座ってた僕は、そのまま速攻で服の袖をたくし上げられる。

体感的にパトカーの中まで3秒。

腕が露わになるまで5秒。

たくし上げられた時、一体何をされてるのか判断つかないぐらいのスピード感。

その時の警官の即座の第一声が忘れられない。

「きまったと思ったのになぁー、おかしい!」

もう極まったのか、決まったのか、キマってたのか、どのきまってるのか判断できません。

だけど残念がるな、ポリスメン。
技だけは完璧に極まってた。
プロの技は凄まじい。

ただ、悪いが俺はキメてないYo〜!

その後、まずいと思ったのか、完全に冷静でなくなった警官3人に、なんかお兄さんテレビで見たことある!とか、男前!とかなんとか、すごいヨイショされた。自分たちのやったことの危うさがわかってるのだろうから、もう無茶苦茶 笑。

でも生きてきた中で、人間3人に囲まれてこんなに褒められたことないし、ちゃんと謝ってくれたので、最後に握手して別れました。

何も言わずに民間人をパトカーに放り込む方もかなり危ないけど、そこまでして放り込まれる僕って、どうなんだと落ち込みました。

この時からどんなにしんどい時でも、最低限の身だしなみには気をつけるようになりました。

「あなたの人生はあなたが決める。」

何も言ってないように見えて真理ですね。



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