謙虚と武器と
「そうかもしれないけど、それだけじゃないんだ」
と言いたくなることはないだろうか?
僕はある。僕の中の筆頭が
「能ある鷹は爪を隠す」
この言葉、「謙虚さ」として使われることがある。
爪を見せびらかすな、それは能がないことだぞ、と。
「そうかもしれないけど、それだけじゃないんだ」
僕はさっきのセリフを言いたくなる。
能ある鷹は、「爪を出した瞬間にはもう獲物を仕留めている」のだ。
だから仕留められた側は、何をされたかさえもわからない。鷹は、鋭い爪があることを獲物たちに知られることがないから、これからも狩りができる。
この言葉は「武器の使い方の最大のレクチャー」なのだ。
・ここぞという時を見極められるか?
・瞬間で仕留められるか?
・余計なことは一切しないでいられるか?
つまり爪を隠すことをあえて「謙虚さ」と捉えるならば
「謙虚さだけではない」とも言えるし、「謙虚はもう一つの武器」とも言えるし、「武器から発想した謙虚さ」とも言えるし、「武器があるから謙虚も生きる」とも言えそうだ。
とまあ、いろいろ考えてみたけど、
「とにかく謙虚なだけ」では獲物は獲れそうにないですね。
あなたの役に立てる僕の武器って何だろう?
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