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現代を生きる課題

今朝はとあるオンラインサービスを展開している企業さんとミーティングを行った。

サービスとしては、あらゆる分野のプロがその職業につきたいという希望を持つ人たちに対して相談に乗るというものだ。

その中で、いまの学生さんたちが将来なりたいものがないという問題があるそうだ。

日本の教育は人と同じであるべきだという同調圧力が根強く残っていると思う。これは戦後の日本の教育として変わっていないと思う。

しかし、社会に出た途端に求められるのは「人との違いを示せる」人材ではないだろうか。

物凄くおかしいなと僕は感じてしまう。

そうすると、次第に自分がやりたいことや将来なりたい姿というのが失われていってしまっているのではないかと思う。

それがもう実際に思考として強く影響し始めていると思うんだ。

そこに新型コロナウィルスによるパンデミックが発生して拍車がかかったのだろう。

そしてさらに興味深かったことがある。

それは、地方にいる学生さんたちがみんな同じ進路を進む傾向があるということだ。

なぜそうなってしまうのかというと、地方では行動の選択肢が少ないそうだ。

これを聞いたときにサッカー選手も同じような課題を抱えているのではないかと思った。

ずっとスポーツ一筋でやってきたからこそ引退をした途端にやりたいことがみつからなくて無気力になってしまう。

地方の課題と、スポーツ選手の引退時に迎える心の問題というのは同じ要素があるのではないかと感じた。

「行動選択の範囲が狭い」

だから、いろんな価値観に触れて実際に取り組むことで様々な小さなモチベーションを得ることができるのではないかと思った。

そして、その中で自分が好きだなと思うものにはより情熱を注いでみればいい。

すると選択肢が少しずつ増えてきて、燃え尽きることや何処か自分の人生ではなくて誰かに決められた人生を歩んでいるという感覚に陥ることがなくなるのではないかと思った。


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