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スポーツと社会課題(3)|想いを形にするカフェを

今取り組んでいることとしては、ラオスのコーヒーを日本で味わってもらう場所を作って、美味しいコーヒーやスイーツなどを楽しんでもらうことによって間接的に世界への支援に繋げていきたいということです。

ラオスのコーヒーはとても美味しいですし、特にカスカラティーは世界的にも貴重ですし、近年の健康ブームでも注目されるスーパーフルーツだと思います。

(カスカラとは、コーヒーの実の皮で抗酸化作用が高く、ポリフェノールが豊富です。実にアサイーの15倍、ワインの26倍もあります。カフェイン含有量はカフェインレスコーヒーよりも少ないため、カフェインが苦手な方にも楽しんでもらえます。)

しかし、そんな貴重なカスカラも世界では廃棄されているのが現実です。

ラオスはというと、無農薬で高品質を保たれているため状態がとても良いのです。しかし、一部はよく都市の肥料として再活用しているために市場には出回りづらいということです。

このカスカラは食物繊維も豊富で、パウダー状にしてあらゆる食事やドリンクに混ぜることでダイエット効果も期待できると思います。

カスカラの魅力についてはまた別で語らせていただけたらと思います。

僕はコーヒーを売ることが最大の目的ではありません。

自分が行っている支援や活動を自分たちで生み出した資金で継続していきたいと思っています。

その資金で、途上国の学生たちの学習支援、またスポーツ選手のキャリア支援を行いたいと思っています。

僕はラオスのV Projectというネット環境を学生に提供するプロジェクトへの参加を決めました。

パソコンと通信環境を提供することで自分次第で学習の幅を広げることができる環境を用意します。

要は 僕の目指している支援の形はは「魚をあげることではなく、魚の釣り方を調べる環境を用意すること」です。

自主性が育たなければ、自分の人生を自分の手で豊かにしていくことは困難であると思います。

自分の手で自分の人生を形成していくというのは、途上国だけではなく日本の課題でもあると思うのです。

好きなことや得意なことに素直になって取り組むということは、この不確実なコロナ禍、コロナ後の社会にとって非常に貴重価値の高い思考であると思うのです。

今の日本は嫌なことばかりを強いられ、好きなことを選択することが悪いことのように考えられてしまっていると思います。

一人ひとりが好きに向き合うからこそ、時に嫌なことも受け入れることができると思います。

しかし、常に嫌なことばかりを抱え込めば、いつの日かそれはその人を苦しめて、限界を迎えてしまう。

好きなことに素直になり、目を向けることでより充実した人生を描けるのではないだろうか。

だから、僕が作りたいカフェはカフェを開くという夢を持っている人が好きに向き合う場所であってほしいと思っている。

その空間が、あらゆる人に好きに向き合うことの素晴らしさを教え、そしてその資金を海外の途上国のチャレンジにつなげたい。

まずは、信頼しているパートナーに日替わりのカフェスペースを下見にいってもらった。

店舗を持てば維持費も膨大な金額がかかるし、まずは自分たちの規模や可能性を吟味した上で形を考えたいと思う。

とりあえず、場所は良い場所が見つかったので、これからさらにワクワクしていくんだと思う。

必ずこの夢の場所を作り上げ、自分の目指す活動がより充実して持続可能なものになることを目指しています。

コーヒーを淹れるマシーンなどもある程度の費用がかかるようなので、一つひとつ考えて作り上げていきたいと思います。

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