３カ国目フランスにやってきた

7月29日（月）

0時23分、眠りにつきかけたときに誰かに起こされる。隣の席の乗客とやり取りしている。ポロシャツの背には「POLICE」の文字。
どうやら国境まで来たようだ。パスポートのチェックでもされるかと思って準備していたのに、その乗客とやりとりを済ませたらバスから降りていった。

お尻がとれそうなほど苦痛で、何度かウトウトして気付いたときにはローヌ川の横をバスが走っていて朝焼けがとてもキレイだった。
6時16時フランスのリヨンに到着。バスから降りると寒い！表記は29.５℃となっているけど、こんなに寒いのか。

予約していたホテルの場所は分かりやすくすぐ着いたけどドアが開かず。併設している系列ホテルのフロントに行き説明すると、
「7時までは受付できない。」と言われフロントで待つように言われる。7時を過ぎても声をかけられないため宿泊する方のホテルのフロントに行ってみるとスタッフがいたのでチェックインすることができた。

バスの疲れもあり、1時間だけ仮眠を取ろうということになって休むが、寝すぎて起きて出掛けた時には11時だった。

ベルクール広場をにけて、ソーヌ川方面へ。ケーブルカーのあるvieux Lyon(ヴューリヨン)でチケットを購入（1.90ユーロ）

古代ローマ劇場跡に向かうが時間は13時を過ぎている。お腹も減ったので通りかかったカフェでパンとサラダをテラスで食べる。

劇場跡はイベントがあるのか、コンサート会場が設置されていてリハーサルが行われていた。何か雰囲気が台無しのような気がした。
劇場跡から坂を上り、リヨンのノートルダム大聖堂を見学。いくつか大聖堂を観たけど、それでも宗教関係なく荘厳かつ神聖な空間に感動させられる。
見学し終わって15時過ぎ。まだ観光できる。無料の動物園があるというテットドール公園を目指すことにする。
途中、旧市街でマンゴーとレモンのアイスクリームをナオコが買った。甘みと酸味がいい具合に合わさり暑いときにはピッタリの美味しさだ。

ゆっくり写真を撮りながら公園に向かった。公園はすごく広くてピクニックを楽しめる芝生や動物園ゾーン、小さな遊園地ゾーンもあり色んな楽しみ方がある場所だった。（動物園ゾーンで観た動物は、キリン、フラミンゴ、ワニ、サル、ライオン、カワウソなど）

リヨンはワインが美味しいという情報を見て、「せっかくならワインを飲みたい」とナオコからのリクエスト。旧市街に戻るがお店選びに難航。
とりあえずピザの文字で入ったお店でカルパッチョ、マルゲリータを注文。ワインは何があるか店員に尋ねるとまさかのイタリア産とのことで、結局ワインは飲まずにホテルに戻る。今日は疲れた。
iPhoneによると29,901歩（新記録）そりゃ疲れるはずだ。

＊＊＊

9時間のバス移動はやっぱり過酷だった。途中休憩もあったと思うが少しでも寝たいという思いからトイレ以外は席から離されることはなかった。体の小さい自分たちで辛いのに、体の大きいこっちの国の人たちは辛くないのか？と長距離バスに乗るたび毎回思う。
それでもなんとかリヨンまで無事に着き、バスを降りた時はホッとしたが次はホテルに向かうという試練があった。スペインで買ったorangeのSIMカードはそのまま買ってから１カ月以内であればチャージした分は使うことができるので、しばらくorangeのSIMカードでネットは問題なく、Googleマップを使いターミナルからホテルまで向かうことができた。

リヨンで利用したホテルは【イビス バジェット リヨン コンフリュアンス】

★★ イビス バジェット リヨン センター コンフルエンス, リヨン, フランス

そこまで広くもなく、狭くもない寝泊まりするだけなら丁度いいとこだった。

チェックインしてから3時間くらい寝たわけで、今思うとスペインのマドリードの時と同じパターン。笑

お昼前に出かけたとしても1日歩き回るにはたっぷりすぎるほど時間はあった。

テットドール公園の動物園は動物の数はそれほどいないが無料で観れる分には文句が言えないほどの規模だった。滞在日数に余裕があれば1日楽しめる場所だと思う。

食事問題はいつもつきまとう。
なるべく出費は抑えたいけどそれなりに美味しいものは食べたい。リヨンに来てからだとお店の外に書かれているメニューはフランス語表記だったりと余計分かりにくいのでお店に入るのが億劫になってしまう。

そんなとき無難な選択肢がピザだった
美食の街と呼ばれるリヨンでもう少しその土地ならではのものを食べてみたかったという思いもなくはないが、美味しかったので良しとする。

スペインを終えて、日記の書き方も少し変わってきたように感じる
noteの書き方はまだ定まりきれてないが頑張って更新していきます。

つづく