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トレードで損小利大を実現する方法

トレードで勝つためには、損小利大が重要とよく言われます。

しかし、損小利大を実現するには、どうしたらいいのかを具体的にアドバイスしている記事をほとんど見たことがありません。

チャートを使って解説する動画などでは、直近の安値にラインを引いて、目標とする利確ラインにも線を引いて、リスクリワード1:2ですね。とかその程度。

この記事では、論理的にきちんと損小利大を実現する方法をお伝えします。

損小利大は言い換えれば、リスクリワードが高いこと。なので、利が同じなら、損失を減らせば、RRは上がります。

リスクリワードという考え方が分からない人はこちらを参照してください↓

しかし、極端に早い損切りでは勝率が下がってしまいます。

今回の記事では、利を伸ばすことを重点に考えます。

上がるか下がるかは、基本的に50%:50%なので、適当にエントリーするだけでは利を伸ばせません。

利を伸ばすためには、大相場をとることが重要。そこで、大相場の特徴を捉えれば良いのです。

テクニカル指標を使って、確率的に有利な局面を見つけだし、そこでポジションを長く持ち続けることが利を伸ばすことに繋がります。

具体例を出します。

移動平均線大循環分析ならステージ1が安定上昇

上から並び順は
・短期EMA
・中期EMA
・長期EMA

一目均衡表なら、左上から右下に向かって
・遅行スパン
・転換線
・基準線
・先行スパン1
・先行スパン2

この状態が安定上昇

ボリンジャーバンドなら、マイナス2σに沿うのが安定下降

上記で説明した形になったからといって、必ずしも相場が上昇あるいは下降するわけではありません。

しかし、移動平均線大循環分析で言えば、安定上昇の時は必ずステージ1なのです。

トレードで利を伸ばそうと思ったら、「この形になれば安定上昇するとは限らないけど、安定上昇する時は必ずこの形」というパターンを見つけだせばいいのです。

安定上昇の相場を見つける基本的な考え方は、

・短期は買い方優勢
・中期も買い方優勢
・長期も買い方優勢

と、多くの時間軸で買い方優勢のタイミングをテクニカル指標を用いて探します。

安定下降の相場はこれと逆で、売り方優勢のタイミングを探します。

もちろん、買い方優勢の局面でも価格が下がることはいくらでもあるし、売り方優勢の局面でも価格が上がることはいくらでもあります。

大相場を逃したくないので、安定上昇あるいは安定下降の入り口には立っておきたいというのが基本姿勢です。

トレンドフォロー戦略は、その性質上、勝率が低くなります。これは当然のことで、大相場が訪れる機会が少ないからです。

しかし、トータルで利益を残そうと思ったら、損小利大が鉄則となります。

今回の記事を参考にすれば、少なくとも、トレード成績が芳しくない人のリスクリワードは改善されると思います。



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