#4 今に至るまでの投資プロセスを振り返る

こんばんは。4本目の記事です。

2本目で始めたきっかけを、3本目で始めた直後にやっていたことを書きました。このペースでは今にたどり着かん!と思ったので、今日は、そこから今に至るまで、約1年強のプロセスや収益をざっと書いてみようと思います。

【引き続きいろいろインプット】

前回、中長期のバリュー株投資をはじめ、100万ほど買いました、というところまで書きました。その後もテクニカル分析に関する書籍を読んだり、Youtubeで投資について話している方の動画をたくさん見たりして、最初に読んだ本だけではない世界に触れていきました。

ファンダメンタルズとテクニカルの両面から株価を見ることで、少し株の本質に近づけたような気もしながら、今でもそのバランスは大事にしています。

【データの過去分析から自分なりの手法へ】

大学・大学院時代にデータマイニングに関する研究をしていたこともあり、データ分析は好きで得意です。これを活かして利益につなげられるのではないか?と思えたことも、自分にとっての株式投資の魅力でした。

株を買った後は、やはり毎日株価が気になりました。毎日、自分の持っている銘柄の株価がどう動いたか、日経平均はどう動いたか、決算の前後でどんな動きをしたか、無意識にいろいろな角度からを眺めているといろんな仮説が浮かんできました。

仮説が浮かんだら検証をしたくなります。株価データをダウンロードできるサイトを探し、過去データで仮説通りの売買をしたらパフォーマンスはどうなるかをひたすら分析しました。いろんなことが影響するので単純な話ではないですが、さらに大きい視点で見ると、結局は確率の話なのかなという気もしています。勝つ確率の高いやり方を粘り強く続けられれば、トータルでは勝てるはずですし、続ければ続けるほど複利の力で資産をどんどん大きくできるのも間違いないと思いました。

そういった考えから、過去分析でパフォーマンスの良かった手法を自分なりに磨きながら、今に至るまでひたすらその手法で売買を繰り返してきました。詳細はそのことに絞った別記事を書こうと思っていますが、1か月単位で売買をするSwingトレードのようなやり方に行きつきました。

【今やっていること】

結局今は、

①始めた頃からのNISA口座を中心としたバリュー株による中長期投資

②上記の分析からたどり着いた1か月単位で売買を行うSwingトレード的な投資

の2種類をおおよそ半分ずつくらいの内訳で資金を投入して実践しています。過去の記事で複数口座を使っているという話もしましたが、こういった戦略の違いによって使い分けているのが主です。

①に関しては、最初に見つけた割安株を買ってあとは企業価値に届くまで持っておく。シンプルなので日々やることはそんなにありません。たまに新たな割安株探しをするくらいです。

②は、毎月のデータ分析が重要です。毎月データを分析し、その時買うべき銘柄(=だいたい1か月後に上がっている可能性が高い銘柄)を買い、1か月以内に売って利益確定をするというスタイルです。(繰り返しになりますがこの戦略の詳細は別記事で。)

これをするためには、データが必要です。インターネットで、デイリーで日足の全銘柄データをダウンロードできるサイトを見つけたので、そこから落としたファイルを蓄積していっています。序盤は、Excelファイルに気になっている銘柄を100前後程ピックアップしておき、毎日Vlookup関数で引っ張る形で自分なりのデータベースを作っていたのですが、そのうち、毎日引っ張るのが面倒になり、かつ、事前にピックアップしておいた銘柄でないと、データがつながっていかないこともよくないなと思っていたので、蓄積→分析の流れを効率化することを考えた時期もありました。結果、今ではAccessを使って、毎日の株価をボタン一つで全銘柄蓄積し、必要な時に必要なデータを取り出せる自分なりのデータベースを作ることができました。日々の蓄積や月1の分析が負荷なく効率的に行えているので、本質を考えることに注力できています。この辺のノウハウについても、別記事書きたくなってきました。(書けば書くほどどんどん書きたいことが出てきますね…笑)

話を戻すと、今は①と②を半々くらいの資金でやっているくらいですが、金額としては大体300万ずつくらいです。①の方はほとんどまだ売っていません。ということは、まだ企業価値に届いていないということです。含み益はそこそこ出てきていますが、相場が悪いときは当然減るので、効率が悪いやり方だなと感じてしまっていました。下がったところで買い、上がったところで売る、理想的な流れに近づけば近づくほどトータルの利益は大きくなるわけなので、そういった意味でも②の戦略が魅力的だと今の自分は感じています。実際理想に近い売買ができている月も多いので、トータルのパフォーマンスも②のほうが良くなっています。①は最近含み益が30~40万くらいを推移していて、②の方は確定させた利益が100万を超えたくらいになりました。同じくらいの資産で2種類のやり方を試したことで気づけたことですが、少しでも早くFIREに近づくためには、②の比重を重くしていくこともこれから必要になってくるかなと感じています。両方やっていることによるリスク分散のメリットも感じつつではありますが。

【今後書いていきたいこと】

書けば書くほど、書きたいことがどんどん出てきてしまったので最後にまとめておきます。

・株価データの蓄積・分析のやり方(↑で書いたAccessやExcelの話)

・データ分析によってたどり着いた自分なりの勝てる戦略(②の話ですね。)

・資産の推移(トータルの利益は今日ほとんど書いてしまったようなものですが、どんなときにどんなことをしてどんな感じで増えてきたのかを詳しく書けるかなと思いました。)

・マインド(感情に左右されずいかに自分の信じた手法通りの売買を貫けるか、が結果につながることをやりながら感じています。)

・仕事に対する考え方(あくまで兼業投資家であり、会社員としての収入がなければ安心して投資ができないのも現状です。あまり好きではない仕事との付き合い方、その中でどのように兼業投資をうまく進めているか、あたりも書けることがありそうだなと思いました。)

・FIREまでの計画(今日書いたような戦略や投資金額は、大体どれくらいのペースで増えればいつ頃FIREできる、というシミュレーションに基づいて行っています。そのあたりも深く書けそうです。)


今日も長文を読んでいただきありがとうございました。

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