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薬学部のSOAPとは??(照)

薬学生TAKUYAです。

ソープって聞くとどのようなことを思い浮かべますか?

おそらく、薬学部や医療に関わる方達はソープと聞くとSOAPを想像すると思います。

医療で患者さんとのやりとりを4つ区分に分けて記録します。

薬学部で初めてSOAPを学んだ時に一般の方は絶対に知らないことだと感じたので今回、記事にしようと思います。


①SOAPとは

SOAPとは先ほども言ったようにS・O・A・Pの4項目に分けて患者の経過記録について記載する形式のことです。

おそらく、ほとんどの薬局、病院ではSOAP形式で調剤録を書いているところが多いと思います。


②各4項目の解説


 S(subjective date)

主観的情報と言い、患者の話した内容を記述します。

(ex)・昨日から痛みがある・食べ物で納豆が好きで毎朝食べている・薬、飲みかたがいまいちわからない など

✅ O(objective date)

客観的情報と言い、処方内容や検査結果、診療録などの人によって判断されるものや考えではない事実を記載します。薬局では検査結果などを持ってくる患者さんが少なかったのでなかなか書く内容が少なくなってしまうと実習を行う上で感じました。

✅ A(assessment)

評価を記載します。患者の主観的情報や検査値から薬剤師が薬の処方内容や必要になるであろう治療や患者さんに必要な治療補法や服薬指導方法について記載します。


 P(plan) 

Pは今後の計画について書きます。治療計画なので緩和したら処方変更が必要などの内容を記載します。


③薬学部でどのように勉強するのか

薬剤師になったら服薬指導をした患者すべての方のSOAPを書かないといけませんが働いてから学ぶのでは遅いですよね。

もちろん大学でも勉強します。

大学では症例を使用し記載する練習を行います。自分的にはS(主観的情報)とO(客観的情報)の記載する場所をよく間違えていました。

また、5年生で行う薬局実習や病院実習でも担当する患者さんのSOAPを記載します。薬剤師の先生方は忙しい中、担当したすべての患者さんのSOAPを手に寝位に記載しているのでとても尊敬しました。


まとめ

今回は薬学部のSOAPという題材で書かせていただきました。

ソープと聞いて違う内容を考えた人もいると思いますが薬学部でのSOAPは患者さんの治療を薬剤師が正しく行う上でとても大切なものです。

実習生もSOAPの書く内容で困ることが多くあると思います
※自分も病院実習の時大変でした💦

薬学生は実習に行く前に書く内容をもう1度確認するのをお勧めします💪

今回は一般の方にSOAPというのがあってどのようなものかを分かるように記載しました。

少しでも薬剤師の仕事について知っていただけると嬉しいです。


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薬学生TAKUYA BLOG薬学生TAKUYAです。 将来薬剤師になってから叶えたい夢があり、YouTubeを始めました。www.youtube.com

それではバイバイ菌!



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