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やっぱ世の中パーティーが足りない件

はじめに

「どうせ台風来るしなー」という言い訳を前面に押し出して7月の疲労を癒すために惰眠を貪る日中を過ごしたのだが、涼しくなり、友人がパーティーをやってる事を思い出し遊びに来ている。

場所は淀屋橋の芝川ビルという絵力のある古いビルディングなのだが、会場に近づくだけでここが会場だとわかる音量で音楽が鳴っており、仕事柄、騒音などのクレームを受ける事が多い僕は余計なドキドキを感じてしまった。

ノリを維持して大人になる

恐らく友人にとっては初めてのイベントである。色々なものが手作りで、洗練されてなく、恐らく「彼」という人間を知らなければ文句を言える部分やもっと面白くできる部分が沢山あるイベントなのだが、僕はこんな感じのユルいイベントが草の根的に毎週末開催されても良いように感じた。

核家族化が進み、隣近所との交流が疎遠になった分、SNSの普及で進学や就職で断線するはずだった繋がりを維持できるようになって、学生の頃のノリを心の何処かに持ったまま大人になる事が可能になった。

そんな時代に必要なのはもしかしたらパーティーやイベントなのかもしれない。

今はサビのない日常が多い?

きっと昔は就職して大学の友達とギリギリ繋がってられる25歳くらいに結婚イベントが発生し、30歳になる頃には家を買うイベントが発生し、出産というイベントを1,2回経験するのが一般的だったのだろうが、今は晩婚化が進み、より個としての体験や充実を求める時代になったと思う。
それなのに、普通の人はイベントに参加する流れが無い為に退屈な日常や、音楽で例えるとサビのない日常を過ごしているのではないだろうか?

それを打開する鍵?

それを打開する鍵が僕が今参加している、友人の拙いパーティーなのかもしれない。
第三者の参加を歓迎し、各々が楽しみを見つける余地を与え(これがチル-chill-の概念なのかも)、個々人の楽しいラインを集める為のライブなど催し物をタイムスケジュールに組み込む。
これくらいの事でなんとなく楽しいパーティーが出来てしまうと思うので、みんなも気軽にパーティーを開いてみてほしいし、草の根のパーティーが増える事で社会的に見て幸せが集まる点ができ、それを個人個人の嗜好で選別し繋ぐ事で線になり、線を引く事で面白おかしく毎日を過ごしたり、グッドな週末の為に日常を頑張れるのかもしれない。

おわりに

そんな友人は、毎週水曜日、靱公園の近くの美容院の軒先を借りてカレー屋さんを開いているので、興味のある人はぜひチェックしてほしい。靱公園の木陰で食べるスパイスカレーが退屈な日常の一助になる事を約束する。

(2022.11.17.追記)
このnoteは4年前に書かれたもので、登場する友人はもう大阪唯一の村に引っ越してしまった。
そこでBUMという最高な場所を作ってくれているので興味がある人はぜひ行ってみてほしい。

https://www.instagram.com/bum_jp/

(追記終わり)

そんな事をラテンのライブを見ながら書いてみた。あぁ、楽しい。笑

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大阪で音楽関係の仕事をしています。 アニメや漫画、TVゲームからボードゲームまで広く遊びが好きです。