Maker Faire Tokyoに行ってきた話
昨日、東京ビッグサイトで開催されていたMaker Faire Tokyoに行ってきました。今回は個人的に気になって写真撮らせてもらったものを中心に紹介していきます。 ()内はブース名とブース番号です。
・人工筋肉アーム (create_clockさん A-8-11)
空気の力で人間の筋肉を再現してます。機構としてはシンプルで、こういう風な見せ方だと自分の二の腕と見比べながら触れてとても面白かった。次回は肩の関節などの3軸構造にチャレンジ!と仰ってて、とても印象に残った。(写真撮り忘れましたが、なんでも掴めるドラえもん風ロボットアームも夏休みの自由研究にピッタリだと思います。)
・喧嘩演算(PYRAMID FILM QUADRAさん H15-10)
手足の筋力測定といくつかの性格診断を行い、自分のアバターを作り仮想空間で喧嘩の勝敗を決める展示。2050年くらいの喧嘩やスポーツはもしかしたら全て演算処理で勝敗を決めたりするようになるのかもしれない。いや、多分そこまでは行かない。全然知らない人と体験して、筋力では勝ってたのに惨敗したのでおそらく性格診断が大きなファクターになるのだろうと思う。
・分解ワークショップ(Make: Activitiesエリア)
家庭で使われなくなった廃棄家電を分解してみて、どんな部品で構成されてるかを見てみるワークショップ。おそらく大人も体験できたと思いますが時間の都合で見るだけ。家でやると怒られるけど、そこから何かを得れる体験の場を用意するのは有意義に思うし、座学と身の回りの事柄が結びつく事が学習にとても効果があると思った。スピンアウトで色々な地域でやってほしい。(やってた〜!笑)
・茶道ロボ(aNo研 D02-02)
お抹茶を点ててくれる機械、以上!なんだけど、粉を適量取るときの横にピッピッと匙を振る動作や、点て終わりに唐突に左からせり出すお茶菓子のギミックが「この雑な動きがロボットなんだよ!」と思わせてくれた。隣で見てたご婦人がお茶を人に教えてる方らしく、その人も笑ってたのでこれで良いんだと思う。
・強化外骨格(DJ⑨さん ブースなし)
DJ⑨さんがエヴァンジェリストみたいな感じで色々な人に体験を促している人工筋肉。NT金沢では人工筋肉の部分が故障してて真価を体験できなかったのですが、今回満を辞して体験してみた。テンションが掛かった状態だと少し歩きにくさを感じるが、床に置いてる荷物を持ち上げる動作の腰の負担がアシストされてとても楽だった。高齢化社会が進む日本に必要な研究だと思う。
以上、スマホに残ってた写真や動画を引っ張り出して文章にしてみたが、他にも東大の本郷テックガレージさんのキック力増強シューズや、アイドルグループの「・・・・・・・・・」さんのプロジェクト紹介とかも面白かったです。
NT京都やMF台湾で知り合ったニコ技の方々もMaker Faire Tokyoに焦点を合わせて新作を作ったり既存の作品にアップデートを加えてたり、イベントを情熱の維持に使っているように感じていて、自ずとそれが参加者のネットワーク形成に繋がったりしているのがとても面白いと思う。
昨年くらいからMakerムーブメントにすごく関心が湧いていて、アーティストよりもより生活に近い分野の人たちの発表の場としてとても有機的で面白く感じている。ここに遊びに来た子どもが自分の住んでる街に帰って、通学路にたまたまある町工場とかに自分から見学に行ったりし始めたりすると未来感があって良いなと思った。
ちなみに昨晩、秋葉原のギークなパーティーに参加してたんですが、パワーみのすごいレーザーが出る手袋を渡されてレーザー出して遊んでました。
ここから先は
内容のない日記置き場
ほぼ毎日更新している内容のない(当社比)日記のバックナンバーをまとめたものです。「内容のない日記」は前半は日記部分、後半は気になった記事な…
大阪で音楽関係の仕事をしています。 アニメや漫画、TVゲームからボードゲームまで広く遊びが好きです。