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何かを教えるということ

私の場合、人にクルマの運転を教えるということを、頻繁に行っておりました。

ですが、それを職業としている訳ではありません。私のいる会社は、社用車を運転するのに検定をクリアしなければなりません。よって、社内検定に合格する為の、事前トレーニングコーチをしておりました。

検定自体は、免許取得時に受ける、仮免程度のレベルです。

ですが、その検定の合格率が低く、概ね半分くらいしか受かりません。当然、私も受け、合格しましたが、難しいとは感じませんでした。

最も、目視による確認は、厳しく判定されます。違反や事故に該当する運転は当然、一発アウトです。

わかりやすく言えば、各都道府県の免許センターで受験する、いわゆる、一発免許に近い感じです。


しかし、しかしですよ。これ検定は、当然、既に免許保有者しか受けることができません。ですから、この基本的なことは、知っているのです。ですが、受験者はめちゃくちゃ下手です。

では、何故落ちるのか。

教えはじめていた頃に気がつきましたが、受験者のほとんどが、日頃から『運転をしていないという事実』です。

えっ、マジですか…。

これは、この職場の文化的な側面として、『若い奴を事故を起こすから、運転しちゃダメ』と暗示を掛けられています。えぇ、それでも、乗りませんかと言いたいですが…。


これは、私の勝手な大人像ではありますが、

ある程度の歳になったら、特にオトコはみんなクルマを乗りこなしている

と小さい頃から、思いづつけていましたが、現実は、全く違う。

ちょっと、いや、驚きましたよ‼️

その証拠に、左折時には、一度右に切ってから左方へ進行するのが、当たり前です。さらには、縦列やいわゆる車庫入れも、まともにできないのです。

えっ、本気なのか⁉️と目を疑います。

でも、よく考えれば、教習所以外で運転を教わる機会って、これまでにあったでしょうか。基本的には、ありませんね。つまり、

我流になっている

のですよ。これって、結構問題だと思っています。本当の運転の仕方を誰も知らないから、教えることができない事実。

さぁ、ドライバーだけでなく、全ての交通参加者が幸せになれる世の中にするために、それぞれが真剣に考えなければならないと思う。

クルマの運転自体は、なんら難しいものではない。それに甘えてはいけないのだ。

日頃から、恥ずかしくない運転することはもちろんのこと、常に考えながら運転をすること。これは、いかなる時もです。できないときは、運転をしてはならないのです。

そして、人に教えることができるようになること。これは、悪いことではありません。


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