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試乗するときの私なりのポイント

2021年に入り、
『レクサスRC300』
『メルセデス・ベンツE200』
『アウディe-Tron Sportback』
『レクサスLS500』
『スバルインプレッサ スポーツ』
と試乗してきました。

では、試乗する時にどのような点に注意をしているのか。
今回は、そんな話をしてみたいと思います。


まずは、あえて買うことを想定しないということです。

どうしても、買う予定があると、欲しいが先行してしまい、実は冷静な判断ができなくなることがあるからです。よく考えればわかりますが、クルマは、安くはないですし、手続きも結構時間がかかります。

ですので、冷静な目で見るという意味でも、それは、大切だということが言えます。


それでは、実車と対面しましょう。

まずは可能な限り、外観を一周してください。サイズ感やフェンダーの張り出しやボンネッドやウインドウの形状を確認してください。そこから、概ねクルマの性格を読み取ります。また、タイヤの銘柄をよく見ておきましょう。その理由は後ほど解説します。


ドアを開け、閉める。その時にわかること。

その感覚や感触を大切にしてください。軽い重い、薄い厚いなど。そして、閉める時に音をぜひ注意深く聞いてください。それだけで、このクルマのコンセプトが伝わります。もっとも、好みもここから出てくるはずです。クルマを買ったら、これは確実にその都度関わる項目ですから、疎かにはできないのです。


座ったら、まずは…。

シートに身を落ち着けたら、まずはシートベルトを締めてからシートポジションを調整しましょう。当然のことながら、しっかりとしたシートポジションの取り方を知らなくてはいけません。これができないと、正しい評価はできません。ということは、その調整の幅が少なかったり、しっかりとしたポジションが取れないということがわかれば、すでに評価ができています。
ですから、購入を考えて入れば、避けることができます。

シートポジションが取れ、安全と気持ちが落ち着けば、走行してみましょう。


いいクルマは、この段階でわかる。

まず、走り出して、5メートルも走れば、だいたいの事はわかると思います。直感的に合う合わないは、はっきりとするはずです。ディーラーの敷地から公道に出た際の、ステアリングフォール、アクセルの感じなんかは、わかるはずです。
では、具体的にどのように感じ取れば良いのか。
加速中を例にして解説してゆきます。

ポイントはこんな感じです。

・アクセルを踏んで、思い通りに加速しているか。
・シフトタイミングとそのフィーリング、ショックの感じ方
・マニュアル車ならば、レバーの操作感やクラッチペダルの操作感
・排気音と路面から伝わる音
・クルマの姿勢はどうか
・メーターの見やすさ
という具合です。この他に感じたまま、受け取ればよいのです。


なぜタイヤを見るの?


また、最初に触れた、タイヤの銘柄を見たほうがいいという点を触れておきます。
クルマが唯一、地面に接地しているのはタイヤであるのは、言わずもがなとなります。ですので、最終の味はここで決まるのです。
例えば、スポーツ系の車種にエコ寄りのタイヤが付いていたら、その意図はどこにあるのかと考えると、方向性が読み取れますよね。また、その逆もしかりなのです。

最後に。

あくまでも、これらは、個人的な見解です。また、感じ方もそれぞれですので、楽しんで比べる手助けになれれば幸いです。クルマは、ユーザーの環境や好みによって大きく左右されますので、正解があってないようなものです。
ですから、これだ!と思えるものに出会えるまで、じっくりと選んでみたください。
検討を祈ります。


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