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乗らず嫌いはもったいない


絶対に勿体無い。

 これは、私のポリシーでもあるが、まずは乗ってみることから始まると感じているからである。つまり、メーカーや車種を問わずである。もちろん、保有している免許の範囲であるのは言わずもがなである。ちなみに、筆者は普通一種のほか、大型一種と普通及び大型自動二輪を保有している。

 よって、可能な限り、大型トラックや二輪車も積極的にとは思うが、バイクはともかく、中型以上のトラック系は難しい面がある。もちろん、機会があればそれらも積極的に触れるようにしている。


韓国のクルマ <ヒョンデ>

さて、タイトルにあるように、乗りもしないのに、嫌いと決めつけるのは実にもったいないという話だが、先日、韓国メーカーのヒョンデ車に乗って驚いたのが、本音である。実はかつて、日本で正規販売していた。当時は<ヒュンダイ>と呼んでいたが、今は、現地の読み方に近い<ヒョンデ>と呼び方を変えてきたが、同じ会社である。


おかわり試乗

 試乗車は、アイオニック5。グレートはラウンジの前輪駆動。実のところ、今回の試乗は2回目であり、おかわり試乗ということである。
 正直なところ、初めて試乗した時は、さほど印象に残らなかった。ボディサイズの長さからくる、直進安定性とBEV特有である重心の低さを感じた位で、驚きの感想を持たなかった。

 しかしだ。日本で発売された、ヒョンデBEV第二弾であるコナを試乗して驚いたのである。詳細は別記事にて書くつもりだが、実に自然なフィーリングから、もう一度、アイオニック5に触れる必要があると感じた。


再試乗。そこで見えたもの。

 実際に走らせてみると、ステアリングフィールとクルマに動きに一体感自然な動きを感じられる。軽すぎず、重すぎずであるが、決してクイックすぎない。そして、タイヤがどちらも向いているのか、わからないということもない。これって、簡単にできるようで、なかなかできない。

 その点でいうと、ブレーキフィーリングもそう。時速約50km/hのタウンスピードで、前方の信号が黄色から赤に変わるタイミングにて、ブレーキペダルに足を乗せ踏み込んでいくと、踏力に対して忠実に、車両はいたずらにノーズダイブすることなく、停止線に向かって減速ができる。これって、案外簡単にはできないですよね?
 唐突に効いたり、ノーズダイブしたり…。その点を見て見ると、実によくできていると感じるのです。

 運転をしていると、必ず行う操作なだけに、この動きにストレスがないことは、必須なのです。自然に運転できる、癖のない動きは疲れに軽減に大いに貢献する。

 そして、注目の加速だが、0Km /hからの発進もリニアにスムーズであり、速いと感じるケースが大半。ゆえに重さはあまり感じない。だからと言っていたずらにそこを強調している訳でないので、乗りやすいのだ。ただ、BEVゆえ、特にコツみたいなものが必要ないのは、好みが大きく別れるポイントかな。

 カタログスペックをみると、およそ2トンの重量ながら、それらを感じさせない自然な動きは感心せざるを得ない。もっとも、レーンチャンジにおいては、重力に逆らうことはできず、慣性モーメント(重さ)は感じる。
 さすがに地球の重力には逆らえないものだ。


やっぱり乗らないと判断はできない

 総じて、悪い印象はないのである。ブランドに対する(従来の)イメージは、なかなか変えることは難しい。正直、私もそうだ。
 だけども、クルマは乗ってみないと、絶対にわからないことがある。見た目が好みではないと言われれば、それまで。しかし、そう思っていても、実際に乗ってみたら、当初の印象とはことなることは、よくある。だから、試乗することはやめられない。

 そして、実際に購入する際は、それらのデータをフルに発揮して選ぶ。それが、結論である。もっとも、新車をすぐに買えるケースはそう多くないから、冷静な判断は必須であると考えている。


みなさんは、どう感じるのか。

結局のところ大切なのは、そこである。どうか感想を教えて欲しい。いろいろな意見があるのは、当然であるからである。


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