筋肉がダイエットの生命線
材料であるタンパク質が十分にあり、適切な負荷がかかると筋肉量は増えます。
筋肉が1㎏増えるごとに、毎日の基礎代謝は約13㎉アップ。
たった13㎉ですが、基礎代謝はじっとしてても消費するカロリーです。
筋肉が増えるにともない心臓、肝臓、骨などの重量も、増える傾向にあります。
それらのトータルでおおむね1日あたり、30~50㎉の消費増加が見こめるのです。
たしかに30~50㎉は、ご飯2口ぶん程度のカロリーです。
それでも積み上げていくと、1ヵ月後に1500㎉、1年後には18000㎉になるのでバカにできません。
18000㎉を体脂肪に換算すると、約2.5㎏分に相当します。
消費カロリーでいえば、毎日20分ほどのウォーキングをしてるのと同じなのです。
逆に1㎏の筋肉を減らしたとするとどうでしょうか?
毎日の消費カロリー30~50㎉を、なくすことになります。
たとえば5㎏の減量をして、筋肉で5㎏減ったとしたら、、、
1日あたり最大で、50㎉×5㎏=250㎉の消費を失うのです。
これは毎日どんぶり1杯のご飯を、追加で食べているのと同じ。
筋肉を犠牲にしたダイエットが、リバウンドするのはそのためです。
「体重を落としても、筋肉量は死守しなければならない」
これがダイエット成功の生命線であり、鉄則なのです。
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