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6月16日〜6月30日 6冊 読んだ本まとめ


ご覧頂き、ありがとうございます!

今月の後半は、合計6冊の本を読みました。
読んだ本の簡単な紹介と感想を綴っていこうと思います。

・小説:3冊
・アラブに関する本:2冊
・瞑想:1冊


#37 老人と海 (Kindle Unlimited対応作品)

こちらは言わずと知れた文豪ヘミングウェイを代表する一冊。
老人がカジキと三日間格闘する中で、「孤独」と「絆」という相反するものが描かれている一冊です。老人の老いなき闘志、弟子やカジキとの絆がとても印象的でした。非常に読みやすい上に短いので、古典文学の一冊目にオススメの一冊です!


#38 血の収穫

ハードボイルド小説の礎を築いた、ハメットの長編処女作です。
従軍、探偵経験を持つハメットだからこそ描ける1930年代のアメリカのリアルな社会が垣間見れると同時に、初期の探偵小説を味わえる一冊です。事件の展開などに少し物足りないと感じる部分も正直ありました。しかしレイモンドチャンドラーや他の作家の作品に大きな影響を与えたことを考えると、読んでよかったなと強く感じました。


#39 ロング・グッドバイ

こちらは上記のハメットが築いたものを昇華させ、ハードボイルド小説という一分野を築くことに大きく貢献したレイモンド・チャンドラーの作品です。アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の最優秀長篇賞に輝いた作品で、彼の私立探偵フィリップ・マーロウシリーズで最も評価が高い作品です。
僕はマーロウシリーズを何冊も読みましたが、展開が最もスッキリしていて読みやすく、飽きさせない最高の作品です!「タフガイ」「皮肉たっぷりのユーモア」「個性豊かな登場人物」これらが絡み合う、スリル満点の一冊でオススメです!


#40 アラブのこころ

こちらは作家の曾野 綾子によるアラブ諸国での旅行記のようなものでした。実際に行き肌で感じた、経験した事などが様々なテーマで綴られている一冊です。仕事の関係でアラブ人に着いて勉強しようと思い読んだのですが、一般的にアラブ人がケチだと言われる理由が少し分かったような気がします。全く日本人と価値観が違うため、非常に読んでいて面白かったです。


#41 アラブ人の気質と性格

アラブ人人類学者により書かれた、アラブ人の思考回路や価値観について知れる一冊です。この本を通して「面子」と「誇り」がアラブ人にとっていかに重要なのかが理解できました。


#42 Search Inside Yourself

心の平穏と幸せの形成を手助けするマインドフルネスについて書かれた一冊です。瞑想を行なっている方や、自らの幸せが何かを考える方にオススメの一冊です!瞑想の達人でありGoogleで働く著者が、科学的ん瞑想の効果や方法を述べています。また瞑想を通して自分と向き合うことなどの重要性も知れた一冊でした。



ここまで読んで頂き、ありがとうございました!








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