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6月1日〜6月15日 9冊 読んだ本まとめ


今月はバラバラに読んでみようと思ったので、その時読みたいものを中心に読んでみました。6月前半に読んだ本合計9冊を紹介します!

GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代

何かに成功するには、相手の求めるものを考え、自分からそれを差し出す事が大事だとわかる一冊です。

テイクばかり考えていても自分の周りの人の幸せは増やせません。自ら周りが喜ぶことをすることで、結果的に自分にそれが帰ってくることを理解できます。これは僕の人生のバイブルとなる一冊でした。

損得を常に意識していると自覚がある方に、是非おすすめです!


池上彰の世界の見方 中東

中東が現在かかえる問題を歴史を振り返りながら読み解く一冊です。

高校の授業を基に文字起こしがされていて、対話形式で進むため読みやすいです。中東についてのイメージが大きく変わると思います。

中東に関する入門書として非常にオススメです!


イスラム教徒の頭の中

イスラム教徒、アラブ人の根本的な考え方やスタンスを教えてくれる一冊です。著者の吉村作治さんは約25年間、エジプトで発掘調査をしてこられた方で、アラブ人に対する考察が非常に鋭いと感じました。

アラブ人・イスラム教徒と少しでも接したことがある方は、これを読むと当時の疑問やイライラの根本的な原因を発見できると思います。

アラブ人やイスラム教に興味のある方には、深く詳しく書かれているので非常におすすめできる一冊です!


悼む人 上下

天童荒太さんの小説。

誰かの心に残るって何だろう。
なぜ人は死者を忘れるのだろう。
死者を忘れることはいけないことなのか。

他者の存在や人との繋がりを考えさせられる一冊でした。


静かな雨

宮下奈都さんの小説。

登場人物の会話が心地いいリズムでスッと入ってくる。
心をしっとりさせる短編の物語です。

心を温めたい方におすすめです。


刺青

谷崎潤一郎のデビュー作。

作品の中で登場人物の「狂気」を強く感じました。
私が最初に読んだ彼の作品は「陰影礼賛」という、光と影が生み出す日本の美的感性について書かれた随筆文でした。小説家としての彼の世界観とギャップが大きかったため、驚きました。


世界最高のチーム

Google流のチームワークエッセンスをどこでも応用できるようにして、紹介されている一冊です。

Googleを支えているのは高度な知能や技術ではなく、チームワークだということもわかる内容でした。仕事などでチームワークや部下の指導に悩まれている方には、非常に参考になると思います!


賢いバカ正直になりなさい


自分が大切にしたい価値観を持ち、日々生きることの重要性を教えてくれる一冊です。

思いやり、誠意、フェアプレーなどを筆者は大切にしてきたからこそ、1.5兆円の売上をあげる企業を起こせたと語っています。小手先ではなく、正々堂々と生きる姿勢に感銘をうけました。


国境で読み解く世界史の謎

どのように国の統治主体が変化し、独立が起こったのかを理解すると、国境という区切りの意味が見える一冊です。

章ごとにテーマが違うため、興味のあるところだけ読むのでも十分楽しいですし、細かくは書かれてはいないので読みやすいです。




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