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12.3年越しの宿敵を破る!


ご覧頂き、ありがとうございます!
最近、思い込みの強力さを体験したので、それについて書いています!


皆さんにはどうしても食べれない食べ物はありますか?

僕はアレルギーだからではなく、味や匂いが大嫌いで12.3年間食べられなかったものがありました。

それを最後に食べたのは、小学5年生の時。
友達の家に泊まりに行った際、友達の母親に

「食べ終わるまで、ご飯は終わらないよ!絶対に食べなさい!!!」

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そんな怒号を飛ばされ、涙をボロッボロ流しながら口に押しこんだのを今でも覚えています笑

「こんなに苦くて臭くて美味しくないもの、絶対にもう食べたくない!」

そう思ったあの時から23歳の今まで本当に1回も食べてこなかった食べ物。
「臭い・汚い・美味しくない」の三拍子を揃えた悪の権化!


そう、それは「納豆」です!!!


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まずパックを開けた瞬間から漂ってくる匂い。何度、食卓で納豆を食べている弟を遠ざけたことか。納豆から引いている糸を見ると不快になるし、最後に食べた納豆の味はただ苦いだけ。

僕が唯一食べれなかった食べ物でした。


そんな納豆だったのですが3日前に、数十年ぶりに食べてみることにしました。読んでいた瞑想の本で、脳科学と人の行動や思考について紹介されていたことがきっかけです。


私が納豆を見た時に、「臭い・汚い・美味しくないから絶対食べたくない!」と思い、納豆を忌み嫌うのは脳科学的に証明されているようです。

人は何か強い経験をすると、脳がそれを1つのパターンとして記憶するようになっています。そして同じような体験をすると、その強い記憶が蘇ってくるのです。東日本大震災や9.11同時多発テロの映像を見て、自分がどこで何をしていたのかを思い出せるのは、このような脳内の回路によるものです。

つまり僕の納豆でいうと、友達の母親に怒鳴られながら食べた「納豆」の記憶が強く蘇り、あの時感じた納豆の味や匂いといった拒否反応が毎回起きていたようです。

ただここが肝心なのですが、これは思考の癖であり、直すことが可能だとその本では述べられています。

そこで僕はこう考えたのです。
臭いは好きでないにせよ、「汚いし、美味しくない」はただの僕の思考の癖、つまりただの思い込みなのではないかと思いました。

「だったら食べてみるか」

そんな軽いノリで、とても嫌いだった「納豆」を食べてみることにしたのです。

さあ、いざ実食。

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「あれ、そんなに臭くない」

まず感じたのは、対して嫌な匂いがしないことです。
あえてよく噛んで味わってみたところ、柔らかな苦味があっただけ。
確かに糸は引くけど、別に考えてみれば汚くもない。オクラは食べられるわけだし。

10数年越しに宿敵だった納豆を食べ終えた僕は、遂に克服したぞ!という達成感と少し拍子抜けしたような感覚でいっぱいでした。

「あれ、大したことない」


思い込みの力は非常に強力ですね。
しかしそれを外そうと思えば、外せることを今回強く実感しました。

これまで思い込みに囚われていたことが他にもあったはずなので、少しずつそれを取り外すことをしてみようと思います。

皆さんにもこのような思い込みはあると思うので、一度外してみてください。僕たちは常に変化しているので、感じていることも変わっているかもしれません。

長々とここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

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