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会話はかみ合ってこそ①

もしかしたら聞こえていないのかも・・・?

日常あるある

母「ご飯の時間だから、ゲームやめてよ~」(準備しながら、子どもに背を向けて言う)

子「・・・」(ゲームに夢中)

母「ご飯だからゲームやめなさいよ」(少しイライラ)

子「・・・」(ゲームに夢中)

母「ゲームやめなさい」(キレ気味に)

子「・・・」(ゲームに夢中)

母「いい加減にしなさい!何回言えばわかるの!!ゲームをやめなさーい!」(イライラ…)

子【・・・一回しか聞いてねーけど!!怒】

 ご飯の時間以外にも、何かを教えているとき、しつけをするために子どもを怒るとき、など多くの場面で、子どもが聞いておらず、イライラすることありますよね…泣

 聞いてくれず、イライラして怒ってしまい、あとで怒りすぎたと後悔する方もいるかもしれません。子どもも反発して言い返すことも。それでまた親もイライラして怒鳴ったり、最悪の場合、たたいたりしてしまうことがあると思います。

 上にあげた会話、何回もお母さんが言っているのにもかかわらず、子どもはゲームに夢中で聞いておらず、最後はお母さんがイラっとして怒っている場面です。これは誰でもイライラしますよね…

 ここでのポイントは、「聞こえていないのかも?」です!!

 何回もお母さんは子どもに言っていますが、それは、ご飯の準備をしながら、子どもがゲームに夢中になっている状態で言っているため、子どもは聞こえていないのです。
 このことはとても大事で、「聞こえていないのかも・・・」と考えることで、少し自分の感情から遠ざかり、解決しようと工夫します。そうすると、イライラと感じる前に、行動に移ることが出来る。

 誰でも子どもに怒りたくないですよね。私もそうです。でも何か言うことを聞いてくれないときに、イライラして怒ることも仕方がないことです。私もやってしまいます。そんなときに、少しココロの中で、「もしかしたら聞こえていないのかも?」と唱えてください。そうすると気持ちが楽になります。

 言うことを聞いてもらう工夫は何かあるかな?

 その一つとして、聞こえるように環境を整えてみましょう!

 上の例では、ゲームに夢中ですので、子どもに近づいて、ゲームから視線を外させてから伝えましょう!そうしたら聞いてくれるかもしれません。

今回のポイントです。

1、子どもの処理能力は、単一処理です。つまり同時に二つ、三つのことを行うことが苦手だと考えてください。ゲームしながらお母さんの話は聞きにくいかもしれないということです。
2、環境を整えてから伝えよう
①子どもの気をこちらに向けさせる
 例)テレビやゲームを消したり、いったん中止させて話をする…etc
②個別に話をする
 例)周りに人がいないところで話をする…etc
③親が壁や障子を背にして話す。
 (余計なものが子どもの視界に入らないように)
④「ながら指示」を避けて、子どもの目線に合わせて話をする
 例)洗濯物を干しながら、ご飯を作りながら…etc

 しつけは家庭でのトレーニングです。子どもが理解していないと意味がありません。少しの伝わる工夫を行ってください。そうしたら子育てが少し楽になるかもしれません。


会話はかみ合ってこそ、会話!!


最近読んだ老人川柳。
「オレオレと 名乗って妻に すぐ切られ」
・・・会話は伝わってこそ会話・・・泣

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