【学校事務職員向け】異動して最初の4月が超絶大変な理由をちゃんと言語化してみる。

おはよーございます。
この4月から新しい小学校へ異動になった、学校事務職員のタクトです。

今回は、異動して、改めて感じた「異動して最初の4月が大変すぎる理由」を書きます。
こんなのは頭では1億年前からわかってたことですが、久々に体験して、やっぱり大変だなーと思ったので、書き記しておこうと思いました。

ではさっそく。



異動して最初の4月が大変すぎる理由


①学校運営がわからない。

まずはココです。なぜなら、学校運営の体制や流れは学校によって、全然違ったりするからです。
#会社が変わるくらい違う

前例踏襲で仕事をするわけでは決してないのですが、学校運営体制は毎年の検討と改善によって昨年度までのやり方が基本的には最適解になっています。

なので、基本的には昨年度までのやり方をベースに動かしていくことになるのですが、これが理解できてない状態で学校事務(子どもへの指導以外の全て)を司るのは、結構大変です。

事務手続きについても同様で、ベースのルールは市内で統一されてはいますが、実際の運用方法や細かいところは学校の実情によってバラバラ#悪いことじゃない )なので、昨年度までのやり方をいちいち確認しないといけません。


特に自分がストレスを感じた( #嫌がってはないよ )のが、何かの改善案を出すときです。
年度初めは新しい学校運営のスタート時期で、学校運営改善を行う一番のタイミングです。ですが、何か改善点を見つけて提案する際にも、昨年度までの経緯を把握した上で提案しないと正しい改善案になっていない可能性があります。

学校は多種多様な子どもたちや保護者や地域と密接に関わって学校運営をしているので、効率化の観点(一つの視点)だけで見ると「何でこんなやり方してるんだろう。」と思うことでも、そうなっている経緯を知って、総合的に考えると「その事情なら、このやり方がベターだな。」と思うことが往々にしてあります。
#多角的な視点マジ大事


②場所がわからない。

正直、一番ストレスを感じてたのがココでした。
データにしても、事務用品にしても、書類にしても、その他の物品にしても、シンプルに探すのに時間が取られてイライラします(笑)

もちろん引き継ぎのときに、前任者の方が丁寧に教えてくださっているのですが、僕のミジンコみたいな記憶力で全てを覚えられるはずもなく、毎回何かをする度に「〇〇はどこにあるんだろう。」状態からのスタートで、前任者の方に連絡して教えてもらってを4月中は100万回くらい繰り返してます。(いや、5月も続くかも。)

そんな記憶力なので、以前からいる学校でも全ての場所を完璧に覚えることはできませんが、学校事務として、大まかな場所と在庫が何となく頭に入っているというのはすごく大事になってきます。
もっと言うと、各物品の「用途」や「使用頻度」、年間の「使用量」が何となく頭に入っていると学校運営がだいぶスムーズになります。
#なんとなくばっかり
#それ位でいいんだよ



③人がわからない。


最後に思いついたのがコレだったんですが、ここが全てに関わってきてる気がします。
自分が異動すると、(当たり前ですが)職員室のほぼほぼ全員が初めて自分と仕事をする方たちばかりになります。
そうなってくると、管理職との相談、職員への依頼、会議での提案、その全てにおいて、まず伝え方や説明の仕方を見極めて調整する作業が発生します。もちろん大元のところの信頼関係づくりも必須です。
もちろん、異動のときに限らず、何をするにしても、内容の良し悪しの前に、ここをしっかりやらないといけないとは思うのですが、年度初めに色々と処理を進めないといけない学校事務としては、信頼関係づくりをする時間が物理的にあまり取れない中で上手く進めなければいけないので中々大変だなと感じます。
てゆうか、そもそも、僕はまだ職員全員の顔と名前が一致してません(笑)
#職員多すぎる問題
#そもそも記憶力ミジンコ問題

思いつくままに書いてみました。
まだ他にもありそうですが、とりあえず以上です。


書き出してちゃんと言語化してみたら、なんだかスッキリしました。
新しい職場での仕事は自分が望んだことだし、仕事自体は楽しいのですが、やっぱりストレスは感じてたのかもしれません!
今年度異動した学校事務の方にはめちゃくちゃ共感してもらえる内容になったと思います(笑)

異動の有無に関わらず学校事務職員にとっては超絶多忙な4月ですが、みんな頑張ってると思って、みんなで頑張りましょう。僕もがんばります。

学校現場からは以上でーす。



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