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雪上ランニングシュース スノーターサーVSスノーライド

雪上ランニングシューズの比較

雪国に住んでいると、冬のランニングには雪上ランニングシューズを使っている人が多いです。今回はアシックス製の雪上ランニングシューズのスペックや使用感などをまとめていきたいと思います。

雪上ランニングシューズに求められる重要な点は2つ。 1つ目は防水性があること、2つ目は雪上でも滑らないグリップ力。

アシックスからこの二つの特徴を備えた雪上ランニングシューズが発売されています。雪上ランニングシューズは選択肢も少ないので、最初にランニングシューズを買う1月はこの二つのどちらかを買う人が多いはず。

1つ目はスノーターサー。 こちらはどちらかというと軽さが特徴のランニングシューズです。

2つ目はスノーライド。 こちらはややカッチリとした作りでクッション性などもあるのが特徴です。

雪上ランニングシューズはネット上にもレビューが数が少なくて、 選ぶ際に検討する材料が少なくて自分は少し困りました。少しでもどなたかの参考になれば幸いです。

ちなみにこれらのシューズは Amazonワードローブでも試着可能です。

価格

やや変動がありますが、総じてスノーターサーの方が高いですね。定価ではスノーターサーが15000円ほど、スノーライドが10000円ほどです。

たまにamazonでセールをやるときに2000~3000円程度安くなったりはするようです。お見逃しなく。

見た目

こちらがスノーターサー。表面の素材が独特でレインブーツのような素材になっています。また、靴の内側も少し裏起毛のようになっており、足もとが冷たくならないよう工夫されています。

またアッパー部分が一体化されており、雪が足の中に入らないような設計となっています。

こちらは普通のランニングシューズと比べると、見た目としてはかなりの違いがあるシューズです。

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こちらがスノーワイド。見た目はゴツめのウォーキングシューズという感じです。表面はメッシュ素材なのですが、厚めに作られており防水性はしっかりとあります。アッパー部分にも雪が入ってこないようにしっかりシールドがされています。

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防水性

表面から水道水をかける、実際に雪道を走るなどして防水性を比較してみました。結果としてどちらも防水性はランニング用途としては十分です。

10秒程度水道水をかけてみても、表面で撥水して、靴の中まで水が浸透してくることがありませんでした。

また実際に雪の上で5kmランニングをしていたところ頭の中が冷たくなると言ったことありませんでした。 少し雪の深い所に足を踏み入れた程度では、浸透してくることもなく、冷たさを感じることもありませんでした。

どちらも多少踏み固められた雪の上を走る上では十分な防水性があると言えます。

グリップ力

次は靴底。雪の上を走る上でグリップ力は書かせません。

靴底を比較すると結構形が違うことがわかります。スノーターサーはやや柔らかめの突起がたくさんあります。一方スノーライドは固めの突起があり、さらに細かい溝などもあるやや複雑な形状をしています。

あくまで、個人的な主観ですが、新品の状態ではスノーライドのグリップ力の方があるように感じました。

上:スノーターサー、下:スノーライド

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重さ

重さはスノーターサーの圧倒的に軽い!同じサイズだと100g程度の差があります。

スノーターサーが250g、スノーライドが350g程度です。中級者向けのランニングシューズでは200g前半が一般的なので、スノーターサーでもやや重いシューズですね。

ソールの硬さ

実際に両方のシューズで走ってみたところ、スノーターサーもスノーライドも通常のランニングシューズと比べて硬さを感じます。

ソールが硬い感じで、上手にソールにあわせる走りができないと足の裏の負担が大きくなってしまうイメージがありました。

また、スノーターサーはアッパーは柔らかいのにソールは硬い、といった点が走っていて違和感があり、アンバランスさを感じました。

まとめ

悩んだのですが、自分はスノーライドを使用してランニングしています。

自分の場合は、スノーターサーではソールとアッパーの硬さが違うことで足を圧迫する感じがありました。そのため消去法的にスノーライドを選んでいます。

まだ長い距離は走っていませんが、10km走ったときの感触なんかも記録していきたいと思っています。

(更に上級者向けではサロモンのスノースパイクなんかもあるようですが、20000円以上するので躊躇してしまっています)


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