A5ランクの牛肉は本当においしいのか
はじめに
今回の記事では、おいしいお肉を食べたときに思った、現代社会の趣味嗜好の画一化について話していきたいと思います。
きれいなサシが入った赤身肉は本当においしいのか
あの日食べた、A5ランクの赤身肉、とてつもなくおいしく感じました。
あんなにもおいしいと感じたお肉は初めてでした。
しかし、こうも思いました。
「おいしいから、A5ランクなのではなく、A5ランクだからおいしいと感じているのではないか」
グルメ番組を見ると、誰もが高級ステーキを食べて、「とろける!」「噛まなくていい!」「歯がいらない!!」といいます。
テレビや漫画様々な、情報媒体から、とろけるような赤身肉はおいしいという情報が刷り込まれています。
だから、あの時、おいしいと感じたのではないかと考えました。
「とろける=おいしい」が始まったのは最近
つまり、いまおいしいとされる赤身肉は西洋からの文化で、ブランド牛ができたのはごく最近のはなしということです。
まとめ
現代の肉の美味しさに対する評価は、歴史的、文化的な要素とメディアの影響によって形成されていることが分かります。
私たちはしばしば、高級なランクやブランドに影響されて味覚を判断してしまいます。しかし、本当に美味しいと感じる肉の味は、ランクやブランドから独立しているのではないでしょうか。
もしブランドやランクがなかったら、私たちはどのようにして「おいしい」と感じる肉を選ぶのでしょうか。自分の本当の好みを見つけるためには、どのような試みが必要でしょうか。
(でも、あのお肉、めっちゃ美味しかったな…)
さいごに
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