【社員インタビュー:拓匠開発な人々】拓匠開発を影で支える大ベテランが夢のコラボ!「人を大切に」~総務・今井さん×財務経理・谷口さん~
こんにちは!生粋の伊予っ子、インターンシップ生のあかりです!
わたしの地元・愛媛県では先日、「せとか」という品種のみかんが初出荷となりました。
みかんで栄養をとり、元気に過ごしたいですね🍊
さて、今回は社員の方の座談会をお届けします!
ご登場いただくのは、
総務部の今井さんと財務経理部の谷口さんです。
お二人とも拓匠開発に入社して約10年以上の大ベテラン!
拓匠開発を影で支えるお二人の愉快な対談。
まもなく始まります!
拓匠開発に入社するまで&入社のきっかけ
今井さん:20代は旅行会社で、30代は派遣会社で営業をやっていました。派遣会社では営業所長までやっていたんですけど、ぶっちゃけ数字が出せない社員を切り捨てたことが何度もありました。そのとき、人を大事にしないと、結局は自分自身が困るということを知りました。
このまま営業を続けていくこと自体が自分には無理だなと思ったのが38歳のとき。人が好きだから、人を守れるような会社をつくりたいという思いで、転職活動をしました。「総務の知識や経験がなくても、やる気があればやれるよ。その覚悟があったらできるんじゃないの?」という社長の言葉が決め手になって、総務人事という職種で拓匠開発に入社しました。
谷口さん:自分は22年間勤めた銀行を、44歳の時に辞めました。若手のときにお世話になった常務(当時は支店長)の方がいるのですが、谷口のことを覚えてくれていて。銀行を辞めて1年半くらいのときに常務から電話がかかってきて、お会いすることになりました。そのときに「お前、自分がもってる銀行の知識を拓匠開発にぶつけてみろよ」って言われたのが、入社のきっかけです。
仕事をするときに大切にしていること
今井さん:人を大切にっていうことかな。それだけだよね。それは社内の人でもあって、社外のお客様でもあって、取引業者さんでもある。
表裏一体の部分があるけど、それくらい人に入り込むから、たまに落ち込むときもあるんだけどね。でも人を大切にしないと、自分が困るということを知ってる人間だから、人をいちばん大事にしながら仕事をしてます。
谷口さん:谷口も、今井先輩と同じです。人は大事だと思うな。
例えば、今谷口が自分の仕事ができるのは、同じ部署のみんなが自分の守備範囲のことをしっかりやっていただいているからなんです。だから、人には感謝をしなきゃいけないといつも思ってますね。
自分だけじゃわからないところを、同じ部署の若木さん、加藤さん、池原さんが「谷口さん、こういう風にしたら良いんじゃないですか」って的確に言ってくれるんです。互いに苦手な分野を補い合う関係が、本来の組織以上のパフォーマンスにつながるんじゃないかなって思ってます。そのためにはコミュニケーションがすごく大事なので、なんでも話せる環境をつくるのは自分の役目だと思ってます。
経営理念と、総務部/財務経理部
拓匠開発の経営理念である、「本能に、感動を。」。
今井さんと谷口さんが、理念をどのように捉えていらっしゃるのか、お尋ねしました。
今井さん:裏方であっても、表に出る人であっても、理念が基本にあることは変わらないと思います。お客さまに家や街並みを感動してもらうのと同じように、気持ちよく仕事ができる環境をつくるのも重要。
でも、総務の人がいろいろ細かいことやってくれてよかったと言われることは当たり前のことだよね。自分の見解は、さらにその上をいかなきゃいけないっていう追求論。だから、終わりがない。きつくて苦しい。その見えない先に向かっていくから、どうやったら自分で楽しめるんだろうんなって考えることが、自分の経営理念に基づいた行動や考え方なんです。
谷口さん:例えばUMFesのようなイベントって、拓匠の本業じゃないですよね。本業は、土地を買っておうちをつくること。でも、それ以外のところでも、お客さまや取引いただいているご担当者さんに「谷口さん、よかったですよ、感動しましたよ」って言ってもらうと、すごくうれしいと思うことがあります。
例えば、会社で大きな買いものをするとき、思う通りにいかなかったらどうしようかなって不安に思うことがあります。でも、それにびしっと良い条件をいただけたとき、谷口は個人的にすごく感動してるんですよ。
だから、さっき今井先輩が言ったように、見方や考え方を変えるだけで、自分自身も感動してるし、社外の人にもそれを与えられるのかなって。いくらでもそれは見つけられるんじゃないかなと思います。
今井さんと谷口さんの個性
せっかくの対談!
ということで、今井さんと谷口さん、お互いからみた個性をお聞きしました。
谷口さん:今井先輩って、すごく誠実なんですよ。すごくど真ん中に血が流れているというか。人を思うし、会社も思うし。そこは今井さんが会社のなかでいちばん光ってる部分じゃないかなって勝手に思ってます。
結構不器用だから言葉があんまり上手じゃないんですけど、まわりのメンバーは先輩の思いをわかってくれてると思います。
今井さん:谷口さんはまず真面目過ぎる。一度入り込むとそこに集中しちゃって、周りが見えなくなるときがある。そのことをあまり周りの人に話してないんじゃないでしょうか?そこが不器用だと思うんですよね。楽にできればもっと違う広がりが出せるんじゃないのかなって。
谷口さん:するどいですね。
でもそこが自分に足りない点だなって思ってるんですよ。だからほんとにこの歳になっても、成長できる会社ですよね。これを謙虚に受け止めないと。
あかり:今井さん、谷口さんの強みは何だと思いますか?
今井さん:谷口さん、ちょっと自分で言ってみてくださいよ。
谷口さん:自分の良いところ?
今井さん:良いところはわかるでしょう?まわりを和ませる雰囲気づくりから始まって。コミュニケーションとるには必要な部分じゃないですか。
谷口さん:でも人を思いたいとはいつも思ってますね。強みとかじゃないですよ。自分がこうしてるっていうことではなくて。
仕事でも何でも、1人でできることには限界がある。だからこそ、人を思いたいです。
セカンドストーリー~今井さんと谷口さん~
谷口さん:わたしが今井さんのことを「今井先輩」って呼ぶの、なんかおかしいと思ってるでしょ?
今井さん:年齢は今自分が52で、谷口さんが54です。
谷口さん:それなのに、わたしが「今井先輩」とよんでいるの、違和感ありません?
あかり:たしかに…!
谷口さん:でも聞きたくても聞けなかったですよね、だからお話しますね。
総務の方って、今井先輩を筆頭に、みんなが仕事ができる環境をつくるためにすごく動いてくれてるんですね。それこそ最前線に出て「契約できましたー!」っていうわけではないんだけど、ほんとに下から支えてくれてるような人で。自分が拓匠に来て、すごく不安なときに、先輩が「谷口さんここはこうなんですよ」「谷口さん文房具はここらへんのものを使ってください」って普通に声をかけてくれたんですね。そのときから自分は「今井先輩」と呼ぶと決めました。それからはずっと「今井先輩」。
さいごに
「人を大切にする会社」
わたしが就活をしていた頃、会社を選ぶ基準のひとつでした。
今井さんと谷口さんの人に対する想いを聞いて、拓匠開発はまさに「人を大切にする会社」だと確信しました。
どのような仕事であっても、「本能に、感動を。」が基本にある。
「感動を与える」ということは、何かをつくってお客様に喜んでいただくことだけではないと。
そして、ものの見方や考え方を少し変えるだけで、「感動」の概念はいくらでも広がることを、お二人のお話から学びました。
さまざまな角度で「本能に、感動を。」は実現できる。
目の前の世界が広がりました。
今井さんと谷口さん、お互いの強みだけでなく、弱点もお話されている様子がとても印象的でした。
相手を尊重し、自分の弱点や相手の意見を謙虚に受け止める。
「人を大切にする」ということを体現されているからこそ、できることだと思いました。
人を大切にする会社の一員として、わたしもそのようにありたいと思います。
今井さん、谷口さん、ありがとうございました!