過食嘔吐(page5.)

中学3年生頃から
食べて吐くという毎日が始まった
いつからか過食傾向にあった
たくさん食べて
自分の中のバランスをとっていた
太ってしまう事はとても怖いことだった
それは30代半ばまで続いた


そんなまま、高校生になって一年が過ぎた頃
糸が切れた様に身体が動かなくなった
限界だった
吐く事にも疲れて
体重はみるみる増えていった
醜い自分
外に出る事ができなくなった
どうしたら良いか分からなかった


それから、外に出るまで2年ほどかかった
支え続けてくれた母
黙って見守ってくれた父
私のせいで色々な事を
我慢させてしまった弟妹
今でもその時の家族の気持ちを考えると
胸がぎゅーっと痛くなる 
堪らなくなる
特に母のきもちを考えると
胸の痛さでどうにかなりそうになる

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