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週刊nekoエンジニアリング vol.14 ~GAFA採用試験攻略方法 長年かけていろいろやってみたよ~

今日はsebastianphotoさんのneko画像です。すごく優しい目をしてますね。視線の向こうには何が?まあわりとなにもなかったりはしますね(笑)

今週は自分なりのGAFA攻略法をご紹介します。結局GAFAには行けてないのですが、Googleは第二ラウンド面接まで、Appleは最終面接まで行きました。そこまでどう行ったのか、というのとそこからどうすべきか、を書いてみます。

まずはResumeを充実させる

Googleは「こうやってResumeを書け!」というYoutube動画をあげてくれてます(Create Your Resume for Google)。Googleだけをターゲットにする必要はないと思いますが、この手法自体はどこにでも通じるものだと思います。実際にこれに従ってResumeをちょこちょこ更新して、GoogleとAppleの書類選考に通りました。なので、やればそれなりに効果はあると言える。「成果を数値化して具体的に書く」というのは結構意識しました。「xxxの機能を設計し、従来と比較して xx%性能がアップし、コストが xx%下がった」とかいう感じ。

Resumeの充実は誰にでもできるはず。こういう決まりきったところをしっかりやることで、書類選考を突破できるのではないかと思います。

まだやっていませんが、ChatGPTにCVを作らせたらどうかなと思います。「xxxというポジションへのCVを熱意のある感じで書いて」みたいな感じでうまくいったりしないかなと。CVは熱意だけ見せられればよいと思うので、表現力をAIに頼ってもまあいいんじゃないかなと思います。書類選考は他の応募者よりも目立てばよく、実力を示すのは面接が始まったあとなので、これはもうやったもん勝ちでしょう。

Resumeの内容にマッチするポジションを探して応募する

GoogleとAppleへは定期的に応募してましたが、レスポンスがあったポジションは自分のバックグラウンドにかなりマッチしているものでした。まあ代替SWとHWが半々くらい要求される職でしたね。ResumeとJob Descriptionを見比べて大半マッチしてるかどうかがポイントだと思います。

でもまあ応募してなにかペナルティがあるわけでもないので、まずはやりたいと思うポジションに応募しまくればよいのだと思います。数撃ちゃどっかで引っかかる。そして書類が引っかかるのは向こうが「マッチしてる」と感じたときなので、自分がどうこう思うよりはまずは応募してみたらいいんじゃないかと思います。

面接対策では小手先の勉強よりも本質を理解する

面接を受けてみて感じたのは、かなり技術の本質を理解していないとダメなんだろうな、ということです。atCoderで上位ランキングにいることも多少は意味があるのかもしれませんが、きっとそういうことではなくソフトウェア開発において性能を出すにはどうしたらいいかとか、ハードウェア開発において品質を上げるにはどうしたらいいのか、とか。学問的な知識だけではなく、知識と実際の経験が組み合わさった深い考察のようなものを求められていると思います。

なので、atCoderもいいですが、どちらかというとGithubでオープンソース開発に携わったりとか、そういう実践的な場面でどれだけ先進的やったりとか、そういう感じの努力・実績を積み上げることが重要なんじゃなかろうかと思います。

受かるには多分圧倒的な実力が必要

多分ですが、GAFAに受かる人は他を圧倒するような実力の持ち主なんじゃないかと思います。頭がいいというのもありますが、きっと知識だけではなく実戦を何度も経験して、特定の分野においてかなり深く知っていることが要求されていると感じました。面接してくれた人たちもなんかそんな感じがしましたね。いやーよく知ってんなぁ、みたいな。まあもうこの辺は真面目に技術に向き合ってひたすら経験積むしかないですね。

でも最終的には運なんじゃないか?

多分採用においてGAFAが妥協することはないとは思いますが、面接するチームメンバーの満場一致が必要とのことなので、最終的には運ですね。でも、運に頼る必要のないくらいに実力を持っている人ならばどのようなメンバーがきてもきっと受かるはず。でも、実際にはそういう人はほんの一握りで、ほとんどの人が当落線上にいるはず。そういう実力と知識がギリギリOKくらいの人々は、もはや変えることのできない自分の性格がチームメンバーに受け入れられるかどうか、という部分に帰着するような気がします。

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