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和食、つくっています!

「ドイツでは自炊しているんですか?」

日本に帰った時に、よく聞いていただきました。

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はい!和食、つくっています!

海外でも、気軽に和食をつくることができますよ。

ぼくはグルテンを摂取しすぎるとお腹の調子が悪くなるようで…、和食の発酵食品で体調を整えています。

食材調達はアジアスーパーで。ベルリンには地区ごとにGO ASIAというスーパーがあります。

レシピは、日本にいた頃訪問調理師の飯泉友紀さんに教えてもらったレシピや料理をつくる方程式を活かして自炊しています。

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ぼくが友紀さんに会ったのは、4年くらい前。それ以来アマノ食堂というメディアでご一緒して、旬の食材を活かしたレシピを紹介してきました。

この撮影のときに聞いたことが、海外にいても活きています。

たとえば、めんつゆ×バターの組み合わせ。この味付けは海外でもすごく汎用性が高くておいしいです。

そして、ことドイツではおいしいりんごが安く手に入るので、ドライりんごもよく作ります。

人の身体は食べるものでつくられているから、なにを口に運ぶか、どんな食材を選ぶか、ということは大切です。

ぼくは友紀さんに、料理をつうじて食べることのきほんを教えていただきました。

ヨーロッパでの食生活について

我が家は特別なことがないかぎりふたりの大切な時間として、毎晩妻といっしょに夕食を調理します。

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ときにはめんつゆを切らして手づくりするときもあるのですが…!笑

ドイツで暮らしはじめてからしばらく経って、調味料や食材が日本とすこし異なる場合でも、自分がおいしいと思えるくらいの味を再現できることに気づきました。

それはなぜかというと、これはおいしい!と感じた味をちゃんと覚えているから。

料理を覚えるときはつくり方を知るとともに、味を知ることも大切なようです。

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(食材は毎週水曜日と土曜日に家の近くで開催するファーマーズマーケットで買うのを楽しみにしています)

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(朝食は毎朝ミューズリーとヨーグルトが鉄板)

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(お昼はひとりで食べることが多々あるので簡単に。昨晩のごはんをそのまま食べるorちょっとアレンジしています)

さいごに

すこし前に友紀さんのレシピブックが出版されたそうです。

これは本の前書きです。

この本で紹介するレシピは、私の今までの経験をもとに試行錯誤しながら作ったものです。どれも、今までお伺いした延べ1500軒以上のお家でリピートしていただいているメニュー。どこの家庭でも手に入りやすい食材を使い、家電の使用も最低限、なるべく短時間で簡単にできるものを選んでいます。

ざっくり調理する僕でも楽しめる料理をたくさん教えていただきました。

今年は栄養管理のレベルアップをしたいので、一年かけて読もうと思っています。

友紀さんの著書だけではなく、ドイツで和食をつくるときには、豊田裕さんと白乃雪さんが出版された『ドイツで楽しむ日本の家ごはん』も、めちゃくちゃ参考にしています。

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これは妻がレシピブックを参考に作ってくれた鳥飯。

ほんとうにおいしくて、今日は自分でつくりたくてスーパーで鶏肉を買ってきてしまいました。

海外で暮らしてみると、日本の文化を感じ取る感覚や実践する機会が、グッと高まりますよ。


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