月一でパートナーと通いたい“地球志向”のレストラン
最近製作したベルリンにあるFREA(フレア)というレストランの映像を、想像よりもたくさんの方に見ていただきました。
・【ベルリン】これからの食は、おいしいx地球志向。リサイクル率100%のレストラン「FREA」
日本の人たちも少なからず関心を持っていることを伝えたら、FREA創業者のDavidも喜ぶと思います。
消費者ファーストから、地球ファーストへ
このコメントでminoさんが仰っているように、欧州ではごみをどう処理するかではなく、無駄・ごみ・浪費をなくしていく考え方(ゼロ・ウェイスト)が広まりつつあります。
僕が訪ねただけでも、コペンハーゲンやアムステルダムにも似たようなレストランがあります。
レストランは人1人が年間で生みだすゴミを、たった5日間で出すのだそうです。
だからDavidは、お店づくりにおいて最も優先したことは何か?と聞くと、コンポスト(堆肥製造機)の設置だと教えてくれました。冗談でコンポストのことを「偉大なる父」と呼ぶほどに。
今回の反応やベルリンでの好況ぶりを見ると、事業者が地球志向であることは、消費者に選ばれる基準の1つになっていくのかもしれません。
その手段の1つとして、レストランはコンポストを常設とする選択肢を持つようになっています。
取材するきっかけ
今回はベルリンでフリーの美容師をしている女性にFREAを紹介してもらいました。
それはFREAがオープンしたばかりの、今から数ヶ月前のこと。
じつはレストランのビーガン料理を食べるのが初めてだったのですが、人生で一番じゃないかと思えるくらい、ほんとうに美味しかったです。
そして日本でも海外でも、次世代を視野に入れながら社会のために行動している人と生活者の溝を埋めていくことが、ぼくの役割。
暮らしのなかで触れるものから問いかけたいと思って、忙しいDavidに協力してもらい、映像を作らせてもらいました。
後日インタビュー記事としても公開します。
ゴミをださないお店づくりは広まりつつありますが、常識ではありません。
きほんてきに食材の仕入れひとつをとっても、莫大な無駄とゴミが生まれているそうです。既存の慣習を変えようとすれば摩擦は避けられません。
ものすごく膨大な試行錯誤のうえに成り立つFREAは、どうやって無駄・ごみ・浪費をなくす仕組みを実現しているのか。事業者視点ではなく生活者として、僕らはこれからどんなふうに暮らしていけばいいのか。
そんなお話を聞いてみています。
さいごになりますが、ベルリンにお越しになる方はぜひFREAを訪ねてみてくださいね。
FREA
住所:Torstraße 180, 10115 Berlin Mitte
電話:0163 3547189
営業時間:月〜金 12時〜15時、火 - 土18時〜22時、日曜定休
HP:https://www.frea.de/
※HPより予約可能
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