滞独日記「来月頭に引越します」
こんばんは。
来月の上旬に、同じベルリン内で引っ越すことになりました。
現在の住まいは、インテリアデザイナーのガブリエルがデザインしてくれた部屋です。
ぼくはユダヤの歴史やタルムードに興味があるのですが(ドイツに住む=ユダヤの歴史をちゃんも学ばざるを得ないと想っている)、ドイツやイスラエルを拠点にする彼のビジネスやデザインを知りたい思いもあり、ここで過ごしました。
生活に必要なものだけ整っている今の住まいは、ミニマルで、ほんとうに快適そのもの。
自分の心持ちや、人との関係性、仕事、あらゆることに居住環境がこんなにも影響をおよぼすとは思ってもいませんでした。この体験は大きな財産です。
次なる家は、さらに古いアルトバウと呼ばれる戦前に建てられた家です。扉も分厚く、頑丈で、ひと目見ればその古さが分かるくらいに。
しかも50平米弱と今の家より少し狭くなりますが、それくらいが丁度いいなあと。
Less is more ーー少ない方がより豊かである、という考え方は、デッサウにあるバウハウスで出会いました。
東洋人としてとても共感できます。
家具つきではないことが大事です。イチから家具や家電を揃えるのはコストもかかるけれど、暮らしをつくるということをまたイチからやってみたいなあと。
妻との生活力向上プロジェクトのいい舞台に巡り会えたことに感謝しています。まずは掃除や寝床つくりからはじまるでしょうか…?
引越しの様子も、また書きたいと思います。
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