マガジンのカバー画像

movie

14
日々視てる映画を紹介します。
運営しているクリエイター

記事一覧

再生

「君は放課後インソムニア」特別映像〜ひとりじゃない〜

再生

[BLUE GIANT / 原作:石塚真一×監督:立川譲×音楽:上原ひろみ]

最後の渡り鳥たち

大阪三日目は朝から再び国立民族学博物館に行って 開催中の企画展 『カナダ北西海岸先住民のアート―スクリーン版画の世界』 の復習をしてました。 その後で午後1時半から行われた みんぱくワールドシネマ『最後の渡り鳥たち』を視ました。 国立民族学博物館から映画のチラシが送られてきた時は あまりピンと来なかったのですけど、 友美さんが映画のこと調べてくれ、 映画のテーマはもちろんのこと 衣装もとても気になってので、 日本では一般では公開されなさそうで これを見

君は放課後インソムニア

前に能登島の温泉に行った時、 待合室に『君は放課後インソムニア』が単行本で置いてあった。 図書館の漫画コーナーなどでオススメとして よく取り上げられてたので、 もちろん七尾市が舞台で友美さんの母校に 主人公達が通ってるくらいは知ってたのだけど それまでは特に読もうと思わなかった。 だけど温泉が思ったよりも混んでいて 手持ち無沙汰なのもあって丁度1巻もあるし読んでみた。 大好きな漫画家である冬目景さんの作品を なんとなく思いださせる絵のタッチだし、 ストー

MATRIX

7月に風邪で1週間ほど寝込んでいた時に 友美さんに勧められて『MATRIX』を Amazon primeでシリーズ3作品を続けて視た。 最初の作品はレンタルビデオででた当初 友達と視たのだけど今イチ面白さが解らず 途中で寝てしまった。 その後シリーズが出るたびに話題になり その当時ジャケットやアウターなどを 縫ってもらってた縫製工場の方から 「マトリックスコートは売れるよー」と よく聞いていた気がする。 でも全く興味が持てなかった。 今回勧められて視よ

モチベーションやアティチュード

新年あけましておめでとうございます。 今年もも自分なりに納得出来るものつくりをしていくので 引き続きお付き合いのほど宜しくお願いします。 今回の年末年始は今までにないくらい長めに休みました。 今日から仕事初めになります。 去年までは好きなことを仕事にしているので 休みはあまり要らないかなと思ってたのですけど 頭の中を空白にすることや、 あえてつくることから離れるのも必要かなと思い 1週間ほどアトリエに近付かないように休んでました。 その間、普段よりも積極的

相変わらず衣装がとてもツボだった。

映画館での公開が思ったよりも短くてギリギリで 『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』を 友美さんと視にいった。 あんまり世の中のことをチェックしてないのもあり、 1作目の主役チャドウィック・ボーズマンが亡くなったを 知ったのはc映画を視にいく少し前だった。 だから女性が主役になったのかなと思ったのだけど SDGsなどの世の流れには合っているのかもなと思った。 1作目の主役チャドウィック・ボーズマンは 良い俳優だったんですけどね。 2作目とあって1作

作品によってそれに対応出来る作品が再発見されたり 良いと言われてたものが消えていったり

昨日はゆっくりして映画でも視ようと思っていたのだけど 先週分の読書が思ったよりはかどらなかったので 急遽読書をすることにしたら、 結局一日があっという間に経ってしまっていた。 映画を1本通して視ることはメッキリ減ってしまった。 映画館で観る時はもちろん通しで視るのだけど 家で視る時は余程じゃないと1回くらいは休憩して他のことをやる。 それはそれで今の時代に合っているのかもなとも思う。 前はレンタル屋さんにイチイチ行って、 お金を払って借りて視るので気持ち的に

『セザンヌと過ごした時間』

マティスの『画家のノート』を再読したのがキッカケで 再びセザンヌのことが気になりだし、時折画集などを眺めていた。 自分の好きな画家がみんな好きなセザンヌ。 確かに一つの起源みたいなものが セザンヌの作品の中にはあるんじゃないかなと思う。 それくらいプリミティブで自分も好きだ。 上手いとか下手とかの次元で描いてないんだろうなって思う。 衣服のテキスタイルとしても良さそうな作品も多い。 画集も良いのだけど、もう少しストーリー仕立てで 理解出来ないかなって思って映

北野武『ほしをつぐもの』

二十歳くらいの時、北野武さん関連の映画を 片っ端から漁ってた時に視た映画。 未だに好きな映画でTOP5に入る。 日本映画括り(アニメを除く)でいうと これと『KAMIKAZE TAXI』が断トツですね。 こういう優しい演技ができるから ああいう狂気な演技も出来ると思うんですよね。 まさしく「振り子の理論」。 音楽も良いなと思ってたけど 細野晴臣さんが担当だったんですね。

Bradley Charles Cooper『アリー/ スター誕生』

良い映画なんだろうなと思ってたけど こんなに良い映画だとは思わなかった。 クィーンの映画が同時期に公開されたのもあり どっちが良いかと訊かれることもあるけど、 それはどう比較するかによると思う。 もう、全くの別物なので。 クィーンの場合は実話を基づいてつくられたもので イギリスものがファッショントレンドできてる この時期に公開されたことは、とても意義があると思う。 それに比べて『アリー/ スター誕生』のほうは エンターテイメントとして、 レディー・ガガが

李相日『SCRAP HEAVEN』

25歳の時、最初に開いた下北沢のお店の4階が 芸能プロダクションだった。 そこの代表の方に店の雰囲気を気に入ってもらえ お抱えのアーティスト写真を撮りたいと言われたので 営業時間が終わってから貸すことにした。 後日そのお礼としてか、この映画の招待券を頂いた。 お店を始めた頃から30代前半までで 視た日本映画といえばこの映画くらいしか記憶がない。 オダギリジョーと加瀬君との絡み、 青いツナギとか今っぽくて良いなと思った。 「こういう良い映画ばかりなら、 映

Tom Cruise『Mission:Impossible』

ここ数年メジャーなもので視てなかった映画を 視るように心がけてる。 それで今回のトム・クルーズの『Mission:Impossible』なのだけど。 公開がついこの間だと思ってたのだけど もうずいぶん前なんですね。 映像の古さを感じた(笑)。 途中「わかりにくい表現だなぁ」と思ったのだけど ストーリーの展開的にそうだったので 腑に落ちた。面白かったので 次作も機会をみつけて楽しもうと思う。 [Tom Cruise / Mission:Imposs

野村芳太郎『砂の器』

東京でセレクトショップ を営んでる頃に お店によく来てくれて、親しくさせて頂いてた方から 松本清張の『砂の器』をお勧めしてくれたので 直ぐに購入したのだけど、なかなか読むタイミングが訪れず、 ずっと気になっていた。 最近、昔の小説を読むたびに 「結局、時代背景がわからないから 映像を想像出来ないし映画で視たほうが理解出来るかもな」と 思うようになった。それで最近『砂の器』の映画を視た。 後半40分くらいは、最初は良いなと思ったけど 現代においてはちょっと長