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『セザンヌと過ごした時間』

マティスの『画家のノート』を再読したのがキッカケで
再びセザンヌのことが気になりだし、時折画集などを眺めていた。

自分の好きな画家がみんな好きなセザンヌ。
確かに一つの起源みたいなものが
セザンヌの作品の中にはあるんじゃないかなと思う。
それくらいプリミティブで自分も好きだ。
上手いとか下手とかの次元で描いてないんだろうなって思う。
衣服のテキスタイルとしても良さそうな作品も多い。

画集も良いのだけど、もう少しストーリー仕立てで
理解出来ないかなって思って映画を検索してたら
『セザンヌと過ごした時間』というのがでてきて、
早速友美さんと視てみた。

そんなに古くないのもあり、役者もそこそこ
セザンヌやゾラに似てたので没頭したとのだけど
途中からセザンヌの性格が画集で書いてあることと
少し違っていることに気になりだし
「ゾラとは確かにそのような感じだったのだけど、
そのような切り取り方しなくてもなぁ。。。。
もっと大切なことがあるように、画集では書かれると思うけどなぁ」
とか思いだし、結局は好きな映画とは言えない作品だった。

でもこうやって映画で視ると
時代背景とかとても頭に入ってくるので、
視て良かったなと思う。

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