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Introduction of Baltic Countries!!

 リトアニアといえば、聞いたことはあると思いますが、「バルト三国」の一つでしたね。他の2国はというと、ラトビアエストニアです。

 前回、前々回と留学先であるリトアニアについて話してきましたが、今回はその仲間たちの国、バルト三国の首都や、国の特徴について紹介していきたいと思います。

バルト三国

 まずは簡単に全体のことを話すと、この三国の半島を、バルカン半島
というため、バルト三国と言われています。また面する海の名前もバルト海です。

類似点
 3国全体に共通する点を挙げると、1つは特に若者を中心に、英語を話せる人が多いです。田舎の方がどうかは定かではありませんが、少なくとも観光地が目的なのであれば、言語が大きな障害になるということはないと感じました。
 また歴史的に、旧ソ連の一部だったこともそうですね。その関係でリトアニア同様、こちらでも上の世代の人はロシア語を話せる人が多かったりします。
 また3国ともEU、シェンゲン協定に加盟しているため、通貨はユーロとなっており、行き来もかなり自由です。

異なる点
 
しかしけっこう異なる点も少なくありません。そもそもバルト三国と三位一体のような括りで紹介されることが多いですが、厳密にいうとラトビア・リトアニアはかなり似ています。一方で、エストニアはかなり北欧色が強い国となっています。民族がまさにそうで、ラトビア・リトアニアは主にバルト系民族が多いですが、エストニアはフィン系の民族がメインです。フィン系とは、フィンランド系のことです。実際、エストニアの首都タリンから
フィンランドの首都ヘルシンキまでは、フェリーでわずか2時間で着いて
しまいます。
 相違した背景もあり、街の雰囲気も異なる点が多いです。ラトビア・リトアニアの都市は酒場が多く、週末の夜になると騒ぎだす人が多かったですが、エストニアはあまりそのようなものがなく、静かでした。これも民族や文化の違いなのかもしれませんね。
 最後に物価の差なのですが、もちろんどの国も日本よりは安いのですが、高い順で行くと、エストニア→ラトビア→リトアニアです。北欧に近い国
ほど、国の経済も発展しているようですね。

ラトビア

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 ラトビアはバルト三国の中で最も面積が広い国であり、真ん中に位置しています。国の特徴としては、リトアニアとかなり類似している点が多く、街の雰囲気もかなり似ています。首都はリガという街で、ヴィリニュスと同じように古典的な建物や教会が多く存在しています。ヴィリニュスからバスで4時間ほどで到着し、値段もバスで20ユーロ以下で納まることが多いので、かなりお手頃です。

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エストニア

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 エストニアはバルト三国の一番北に位置しており、基本最も寒いです(笑)。ただその一方で、一番発展している国でもあります。それを象徴
するのが、エストニアはIT業界が強いということです!!実際、首都のタリンは別名、「バルト海のシリコンバレー」という異名を持っています!みなさんあまりご存知ではないかもしれませんが、実はあのSkypeは、エストニアの企業が開発したアプリです!!マジで驚きですよね!将来IT関連の仕事をするようになるとしたら、私も一度はタリンで働いてみたいです!!

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 もちろんラトビアやリトアニアと同じように、旧市街も存在しますが、
現代的なビジネスビルが最近どんどん建てられているのも事実です。リガやヴィリニュスにもありますが、タリンほどではないです。

 みなさんも、バルト三国を訪れた際には、各国の違いを意識しながら観光すると、さらにおもしろいかもしれません!!

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