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2023年12月7日(木)想像力と相手への愛情

営業の本を片っ端から読み漁って、数日が経ちました。たった数日ですが、自分の中で明らかな変化を感じることができるようになりました。

今までは「このお客様は売れるかなー?」とか「どれくらいの内容と金額ならゴーサインだしてくれるかなー?」とか、そんなことばかり考えていました。

だから、クローズできるとばかり思っていた案件がペンディングになってしまったり、なかなか案件が決まらなかったときには正直営業がただの苦痛でしかありませんでした。

・向こうから勝手にやってきてくれるような営業はできないかな。
・なんでこの提案に全く興味を持ってくれないんだろう。
・お客様、なかなか重要性や価値に気づいてくれないな。

気づけばこのような自分本位で他責思考な感じになっていることに気づきました。

だから、案件がクロージングできなかったとき、自分では意識していませんが多分表情も明るくはなかったんだろうなと思いますし、それがお客様にも伝わってしまっていたなと反省しています。

今はとにかく「お客様のことを知りたい」「もしお悩みがあって、自分の持っているもので解決できるのであればともに成長していきたい」という意識に変わり、受注件数や売上のことを気にしなくなりました。

そうすると、営業がとても楽しくなる。そして、なぜだか前よりもお客様から声がかかり反応もよい。話が舞い込んでくる。

モノが溢れかえる今の世の中で「何を買うか」よりも「誰から買うか」ということの方が圧倒的に大切なのだと再認識しました。

こんなことを意識し始めると今度は逆に売られる側の立場になったときに「相手はどんな風に私にモノを提案してくるんだろう」ということがすごくに気になってくる。思わず見てしまう。

そして、自分が客だとどんな営業が気持ちよくて、どんな営業が不快になるのかということが手を取るようにわかる。みえる。

「相手の立場に立って物事を考える」というのは本当にその立場に立ってみないと見えてこないなとつくづく思うのですが、結局のところそれが「想像力」だし「相手への愛情」だと思うのです。

だから「売りたい」が強くなりすぎると絶対に売れない。「想像力」が働かないのはもちろん、そこに「相手への愛」はひとかけらもありませんから。

なるほど、ホント日々勉強ですね。

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