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僕は乃木坂のファンになれない

最近は移動中に乃木坂46の曲をよく聴いている。彼女たちの歌は元気が出る。秋元さんの歌詞が力強い。特にお気に入りは「Sing Out!」だ。この曲によく救われている。

乃木坂46。もちろん名前こそ知っていたがわざわざ曲をSpotifyで聴いてみようだとか、そういうレベルまで深掘りしようとは考えたことがなかった。きっかけはNetflixで彼女たちのドキュメンタリーを見てからだ。

メンバーは多いけれどそれぞれにドラマがあって、個性がある。変にピリついた感じも画面からは伝わってこない。乃木坂46は仲が良いようだ。キャピキャピのギャルが仲良くしてるだけでそれはもう、一つの正解なのかもしれない。

にしても、かわいい女子が健気に頑張る姿ってなぜこうも胸を打つのだろうか。僕が思うにそれは「不完全さ」にあると思う。ドキュメンタリー映画や「乃木坂工事中」といったバラエティを見ていて気づいたのだが、「アイドルではなくなる瞬間」というのがどのメンバーにも必ずあるのだ。笑顔がぎこちなかったり、ムッとした表情をしたり、普通の女の子に戻る瞬間が必ずある。そこをドルヲタたちは見逃さないのだろうよ。自分だけが見抜いた「推しのその瞬間」を大事にして、愛を深めていくのだろうよ。全部お見通しなんだぜ。

透明でありながらも、闇がある。可愛いけれど、カッコ悪い。乃木坂46に限らずだが、アイドルに熱狂する人たちの気持ちはすごくわかる。

でも僕は乃木坂46のファンになれない。なれないのだ。絶対になれない。なぜかというと「途中参加になるから」だ。
乃木坂関連のYouTube動画のコメント欄を見てごらん。オタクたちの熱量がすごいから。「メンバーに関する基礎情報は常識の上で」のコメントで溢れている。
「乃木坂のシングルには一つずつドラマがあるからいいよね」
「あしゅの踊り、確実にレベルアップしてる」
「センターに〇〇を入れたのはマジで正解」

こういったコアなコメントに高評価が集まる。つまり何が言いたいかというと、乃木坂の歴史、ひいてはAKBの歴史を洗わなければ本当の意味で乃木坂46を楽しめないということなのだ。乃木坂が結成されたのが今から10年くらい前だろう。無理じゃん。忙しいのに。今から追いつきっこないじゃん。それはワンピース全部読むよりもしんどいことかもしれない。

だから僕はある程度の「過程」を見てきたものにしか熱狂しないと決めた。「霜降り明星」だとか「伊坂幸太郎」がそれに当たる。熱狂とは歴史を紐解くこと。ドラマ性を感じること。

【1月5日】

I could finally read the latest ONE PIECE. Kindle ver is late for a month so that it can be said that is one of the harmful effects on living abroad. The latest one is also interesting. What a great comic. Everyone is totally awesome. If I think about it, ONE PIECE has taken the roof of my life since I was an elementary school student. The comic attempts to run to get a climax. I can’t be die until I read the last one.

ワンピースの最新刊やっと読めた。Kindleは1ヶ月遅いので、海外住まいの弊害一つと言えるだろう。今回も面白い。毎巻おもしろいのはどうかしてる。考えてみればワンピースは小学生の頃から自分の生活に根付いている。そのワンピースがラストに向けて疾走しようとしている。最後を読むまでは絶対に死んではいけない。

サポートしていただいたお金を使って何かしら体験し、ここに書きたいと思います。