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時給2300円

ワンマンライブも無事に終了し、一気に年末に突入である。

GOOD ON THE REELのちのちゃんがライブに来てくれて「とにかくいろいろやってるよね」と言ってもらえた。「ソーラーパネルの会社もやってる」と答えたら「なんでもすぎる」と笑っていた。

ステージに立つ時間はワンマンでも100分程度。そう考えるとバンドマンは楽器を持っていない時間のほうが長い。これはB’zやミスチルでも変わらない。どんなひとでも表現している時間のほうが短い。

それもあって、弊社は特に定休日もなく事業が継続され続けている。

しかし人口が少ない。バンドマンの紹介のみでリクルートしていたのだがバンドマンの人口まで減っているのか人材の流入がかんばしくない。とりあえず時給2,300円で求人を出している。22日で303,600円稼げる計算になる。

平均がこれらしい

変わらずnoteからも募集しているのでLINE(ID=qop1234)くれたら面談している。note読んでくれているひとは話早いしラクなんで好き。

僕が一人暮らしを始めた頃、食費は一日800円ほどだった。

なんとか紙幣の範囲までいかないように努めていた。すると栄養失調になった。あれ以来、人間は食べたものでできていることをひしひしと感じている。栄養リテラシーの高いひとならいざ知らず、コンビニで売られているものでできている人間は800円でやっていくのは至難の技だ。早々に諦めることにした。

そこで「時給1,250円以上の仕事をしなくてはいけない」ということを考えるようになった。8時間働いて10,000円になるからである。一日10,000円を作っておけば命は続いていく感覚がしたのだ。食費も倍近くになったがパフォーマンスは倍以上になっている体感があった。

東京に来てからは「時給1,600円以上の仕事をしなくてはいけない」と思い始めた。贅沢を覚えたわけではなく無料で曲を配布したりするプロモーションを仕掛けるには「月に5〜6万円ぐらい必要」という試算だった。

1,600円ー1,250円=350円となり、350円×8時間=2,800円となる。
つまり一ヶ月、まぁ20日間に膨らますと2,800円×20日=56,000円が誕生する。

無料で配った曲は数年経ち、デビュー後にリリースされて換金されることになる。だけどこの運用をした時期があったからこそ今も音楽が続いていると確信している。

事業は最初にぐっと姿勢を下げて耐えていく時期がいる。このHPを減らさずに呼吸をし続ける体力がいる。

人間をやっている限り、叶えたいことを叶える必要があるし豊かになり、幸福になる資格がある。

そのために時間や能力を運用しなくてはいけない。20歳30歳なんて一番肉体的に充実している季節だ。なったことないから分からないけど60歳とか大変なのだろう。

身体や精神が健康でいられることの希少さを本当に感じる。残りの人生の中で、今日が一番若いし一番健康と思って日々やっていきたい。


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