長距離走でも短距離走でもなく
生きるって競争に例えられがちだ。「長距離走だ!」とか「いや、短距離走だ!」とか言うひとがいる。
上手いこと言うつもりもないが、僕は借り物競走と障害物競争だと思っている。
とにかく、みんながあたりまえに越えていくハードルにあらかた引っかかってきた。キツイ半生だった。
みんながピョンピョン跳んでいくところをコケつくした。だけどそれを乗り越えてなんとかまだリタイヤしていないのは、借り物競走が上手かったからかもしれない。
みんなはどうだろうか。
わりとハードルに引っかかっているひとがいるのではないだろうか。
で耳当たりのいい言葉を吐きたいわけじゃない。だけど、ハードルに引っかかってるやつはそれでいいと思うのだ。後で、それがコクになる。
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