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そういうことじゃねぇんだわ。

謝りたい、改めたい。
もう一度やり直したい。
そう思ってやまない。

大愚元勝
『ひとりの「さみしさ」とうまくやる本』
『苦しみの手放し方』    

同時並行で読みながら、
頭の中がぐるんぐるん。

あの過去の行い、あの言動。
どう考えても自分の至らないところばかり。
よくそれで、相手が悪かった、環境が悪かった
と言えたもんだ。と怒りなのか、
恥ずかしさなのか、みじめさなのか。
しかめ面になってしまう。

で、冒頭の状態なのだけれども、
そうじゃねぇんだわ。
謝って、許されたくて、そんで終わりには
ならないんだわ、人生。

もう、戻れないし、戻そうとするから
余計からまる、こじれる。

変わった、良くなった、と言われたい。
これもまた思い込み、執着。

変わりたい、改めたいなら、
そうしたらいい。
でも、それをどうとらえるかは
相手次第。

そう、じぶんじゃねぇんだわ。

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