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足の裏のお話。【一般とアスリートへの実態調査をもとに】

足の裏って、トレーニングしたことあります?

普段から筋トレをしている人でも、なかなか足の裏までしっかりトレーニングしているよ!という人は少ないだろう。


しかし、足の裏にも当然筋肉がある
しかも、足の裏の筋肉は、カラダに与える影響も少なくない。


足の裏の強化について今まで意識したことのない人は
この機会に足の裏に目を向けてもらいたい。


足の裏を鍛えるとこんな効果が!

足の裏を鍛えると、このような効果が現れるだろう。


ケガの防止

特に注目したいのが足首のケガ。足関節捻挫は頻度が高く、治っても再発してしまうことが少なくない。繰り返す足関節捻挫は、徐々に関節の不安定性を増し、再発リスクが高まっていく。

足関節捻挫をしないため・繰り返さないためには、足裏のトレーニングが必要不可欠だ。


扁平足を防ぐ

皆さんがご存じ、足裏にある「土踏まず」。土踏まずは筋肉によって作られている。足が疲れてくると土踏まずはだんだん落ちていき、地面に近づいていってしまう。その状態が扁平足だ。


土踏まずは、地面からの衝撃を和らげるクッションの働きを持つ。偏平足になると、クッションとしての役割が弱くなり、足裏の疲労や痛みを発生させる原因となる。


発揮できるパワーを増やす

アスリートにとっては、パフォーマンス向上効果も見逃せない。足底(足の裏)は、多くの競技の場合地面に接する唯一の箇所だからだ。


ここで実験、長い棒の端を握ってみよう。棒の端をしっかり握った状態で引っ張れば棒はしなり、大きな力を発揮できる。しかし、握る力が弱ければ、棒はゆるゆるで大きな力も発生しないし、引っ張った力によって不安定になってしまう。

実は、この棒はあなたのカラダ、握っている部分は力を発揮する地面との接地点である足底を表わしている。

接地点がしっかりしていれば、地面からの力が伝達し、そのほかの部分の筋力やカラダの安定性が増すのだ。

 

どんな動作も「地面を蹴る」「地面をつかんで踏ん張る」という動作により力を発揮させるので、その接地個所である足底が弱ければ、どんなにその他の部分が強くても発揮できるパワーが少なくなってしまう。

 

足の裏の筋肉で構成される3つのアーチ

ここで足について少し学んでみよう。

足はほかの部位に比べ、複雑に構成されている。足の裏についている筋肉は、まとめて足底筋群と呼ばれ、具体的には「短母趾屈筋・短小趾屈筋・母趾外転筋・小趾外転勤・足底方形筋・中様筋」など、数多くの筋肉によってなり立っている。

 

足の裏を知るうえで欠かせないのが、3つのアーチだ。

FYTTE webサイトより引用

①親指のつけ根からかかとを結ぶ「内側縦アーチ」

②足の外側を結ぶ「外側縦アーチ」

③親指のつけ根と小指のつけ根を結ぶ「横アーチ」

 これらの足の裏のアーチを構成し、クッションのように作用してカラダにかかる地面からの衝撃を和らげている


足裏を鍛えることで、このアーチをしっかり構成させることが大事だ。


足裏への意識実態調査【ニッポン足裏意識調査】(ZAMST)

足裏に関しての意識調査が、先日プレスリリースされた。

https://www.zamst-ashiura.jp/

日本シグマックス株式会社のスポーツ向けサポート・ケア製品ブランド「
ZAMST」が発表した、「ニッポン足裏意識調査」では

●対象者
全国の10~60代のスポーツを実施している一般の男女600名
国内トップアスリート32名

●内容
足裏トレーニングの導入実態
インソールの導入実態

をインターネットにより集計した。

●調査結果
一般スポーツ実施者と比較し、アスリートは「足裏のトレーニング」を実施している傾向が強く、「機能性※3インソールに入れ替え、パフォーマンスの向上」に繋げていることが分かりました。

実はこの調査に私が協力している。
この結果を踏まえ、一般の人に足裏トレーニングが広まっていない理由や、オススメの足裏のトレーニングを紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。

足の裏がいかに重要か、ご理解いただけるのではないかと思っている。
そして、これから足裏のトレーニングに励んでいただければ幸いである。


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