【エクステリア&ガーデンフェア@ポートメッセなごや】に行ってきました!~宅配ボックス編~
今回は宅配ボックスの新商品について興味深かったことをレポしてみたいと思います。
宅配ボックスの進化に関しては、なんといってもコロナ禍によるものが最も大きな要因でしょう。一昨年よりも去年、去年よりも今年、とすごいスピードで進化を遂げていっています。
以前は宅配ボックスといえばマンションのエントランスなどに置かれている大型のものを指すことが多く、戸建てに設置されているお宅はあまり見かけませんでした。
しかし、コロナによる外出自粛でほとんどの人がネット注文で買い物をするように。
更に、なんといっても今年からは「物流の2024年問題」です。働き方改革の一環で物流業界では大幅なドライバー不足が予測されています。
以前はスピーディーに動いてくれた再配達指定も、「今から持って来て」とは簡単に言えない状況になっていくでしょう。
これから新築で一軒家を建てられるお客様には、タクミテーブルとしても宅配ボックスの設置は非常におすすめです。
以前の宅配ボックスといえば、やはりかなりの存在感。デザインも事務的でお住まいに馴染むような雰囲気ではありませんでした。
それが、今は一体どんなデザイン&機能に進化したのでしょうか。
エクステリア&ガーデンフェアでは、それらの実物もしっかりチェックして、メーカーさんからの説明を聞かせていただきました。
その中でも特に気になった3メーカーのレポをどうぞ!
【LIXIL】もっとスタイリッシュに!もはや存在感の無い宅配ボックス
まずはエクステリアメーカーのトップランナー、最大手のLIXILさんです。去年までの最新商品ラインは『KL』シリーズでした。
これだけでも充分スタイリッシュですよね。
しかし、画像のようにポストと宅配ボックスの間に少し距離を置かなくてはいけませんでしたし、カラーバリエーションも2色のみの展開でした。
「もっともっとスタイリッシュに、住まいに馴染むカラーはないものか」ということで、今はここまで美しい仕上がりに!
一見しただけでは「あのパネルのようなもの、なんだろう?」と思ってしまうほど、宅配ボックスとは分からないデザインですよね。
カラーバリエーションもこれだけ揃っていますので、どのようなテイストのお住まいでも、馴染むカラーが必ず見つかります。
荷物や郵便物の出し入れ方法も、門柱の内側から取り出せるタイプもありますし、右開きも左開きもあります。門柱の大きさや向き、生活スタイルやご要望に合わせてフレキシブルに変えられるのもLIXILさんのすごさですね。
【ユニソン】実は宅配ボックスが優秀なメーカー!
ユニソンさんは、LIXILやPanasonicなどに比べてそこまで知名度の高いメーカーさんではありませんが、実は大手さんと変わらぬクオリティーの宅配ボックスをかなり前から販売しているメーカーさんです。
その中でも「Vico(ヴィコ)」というシリーズは使い勝手が良く、タクミテーブルでも設置実績が多くあります。
「宅配ボックス、ぜひ設置したいけど土地面積や駐車場との位置関係で大きな門柱は作れない…」という方も、どうぞご安心ください!
宅配ボックスの設置方法は主に5種類あります。
生活の動線を邪魔しないベストな設置方法が必ず見つかるよう、タクミテーブルでは最適解を必ず導き出します。
しかし、各メーカーさんの各商品によっては、この5種類すべての方法で設置が可能ではないものも少なからずあります。
その点でユニソンさんは大変優秀で、5種類すべての方法で設置できる商品が非常に多く販売されています。
LIXILはポストと宅配ボックスは別々に分かれていますが、ユニソンは一体化しているのでLIXILに比べてコンパクトな部分も長所ですね。お値段も少しお手頃です。
【ナスタ】宅配ボックス界では新参ながら低価格と利便性を追求
ナスタさんもユニソンさんと同様に、一般的にはあまり耳にしないメーカーさんではあります。宅配ボックスの販売を始めた歴史もそれほど長くありません。しかし、後発ならではの立場を活かし、価格的にも機能的にも決して他社に劣っていません。
やはりいちばんの魅力はまず価格帯ではないでしょうか。宅配ボックスをつけたいけど予算面で無理かも…と悩んでいる方に、「ナスタさんの商品ならつけられますよ!」とおすすめすることも多くあります。
そしてナスタさんの今回の新商品の発表でいちばんのトピックスは、荷物を複数個入れられる【Nasta Box +POST】ですね。
一般的な宅配ボックスは、配達業者さんが荷物を宅配ボックスに入れて扉を閉めれば「使用中」などのメッセージが表示されて扉は施錠され、それ以上の荷物は入れることができません。
今はメルカリなどで小さな商品をいくつも購入する方が増えましたし、発送方法もレターパックやクリックポストなど、A4サイズの荷物がたくさんあります。
せっかく配達員さんが持って来てくれたのに宅配ボックスが埋まっていて受け取れなかった…というお悩みが多い方には、この【Nasta Box +POST】は非常におすすめです。
郵便受けとはまた別に、高さ7センチの小窓が開いていますので、宅配ボックスの中が埋まるまで何個でも荷物を入れることができるようになっています。
こちらの【Nasta Box +POST】は「今夏発売予定」となっていました。価格などの詳細は後日発表されるようですね。
宅配ボックスは物流業界もユーザーもwin-winの神器
冒頭でもお伝えしましたが、ここ数年の宅配ボックスの進化は各メーカーさんの企業努力により、本当にめざましいものがあります。
宅配ボックスの進化を見守っていると、エクステリアが日本の働き方改革や労働環境の改善に役立てている面がしっかりあるんだ、と実感できます。
今や、宅配便を全く使わないお宅はほとんど無いと言えるでしょう。それはこれからもきっと変わりません。郵便受けと同じように、宅配ボックスはエクステリアに欠かせない必須アイテムとなっていくでしょう。
タクミテーブルでは、ご予算やお住まいのテイストにぴったりマッチした宅配ボックスを必ず見つけますので、どうぞお気軽にご相談ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?